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新築住宅の選び方・おうちづくりの情報６選！

注文住宅・建売住宅・売建住宅との違い

メリット・デメリット

《目次》
◆1　注文住宅、建売住宅、売立住宅の違いはなに！
◆2　注文住宅・メリット、デメリット
◆3　建売住宅・メリット、デメリット
◆4　売建住宅・メリット、デメリット
◆5　値引きは出来るの？
◆6　まとめ

◆1　注文住宅、建売住宅、売建住宅の違いはなに！

「注文住宅とは」
簡単に説明しますと、注文住宅とは間取りなどを自由に決めて建てる新築住宅の事です！
不動産会社やハウスメーカーが土地を紹介してもらい（ご自身で見つける方もいます）
ハウスメーカーの建築士に依頼か設計事務所に依頼し、
自由に設計して建てる一戸建て住宅のことで
ご希望の間取り、外観、内装などを設計して、世界に一つだけのおうちを造ります。
建築は施工会社に依頼することになります。
「建売住宅とは」
土地と建物をセットで販売する新築分譲住宅を「建売住宅」といいます。
ハウスメーカー、工務店が土地を所有しており建築して完成したものをお客様に引き渡します。
一般的に建築確認前の建売は、新築戸建てとして広告や契約ができない住宅です。
建築確認前に売買契約を締結することは、宅地建物取引業法により禁止されています。
間取りなど決まっているので要望などで間取り、仕様の変更ができません。
「売建住宅とは」
売建住宅とは、デベロッパー(不動産開発業者)が宅地を分譲し、契約の際に購入者と建築請負契約を結んで建てる一戸建て住宅のことです。
建売住宅とは異なり、土地の売買の後で建物を建てるので、建物は個別の建築請負になります。
「建築条件付土地」の上に建てられるのが、売建住宅です。購入者は自由に設計プランを決めることができますが、「建築条件付土地」の上に建てられるのが、売建住宅です。
建築条件付土地のため売主サイドの建築士、指定の設計事務所が間取りをづくり自由度はあります。
ただし施工会社の仕様になるケースもあります。

◆2　注文住宅・メリット、デメリット
【メリット】
①注文住宅の最大のメリットは、お施主様の要望が十分にかなえる点にあります。
間取りや外観、仕様といったすべての事柄において自由度が高いといえるでしょう。
オンリーワンの住宅になるというメリットもあります。
間取りや外観、仕様を自分や家族の好みに仕上げた家は、まさしく自分たちだけの住宅といえるでしょう。

②施工現場が確認出来る。
建築プロセスを見ることができ工事内容や仕上げなどチェックできるということは、
施工業者としてもプレッシャーになり、良い仕事をしなければという気持ちになる働きがあるといえます。
大切な基礎・断熱材の施工が見られ、建売では見られることができません。

③土地選びからこだわることができます。
住宅環境を求めるならば、国道添いでは騒音、振動があり
閑静な住宅地や大きな緑の多い公園など子育てがしやすい環境の土地を求める事ができます。

④高性能住宅・高断熱・高気密・換気・高耐震にもこだわりができます。
高断熱にするために断熱材が重要で性能をよくするとコストがかかりますが
光熱費は抑えられます。
高断熱・高気密な住宅は換気が大切になり換気性能にもこだわりたい。
もちろん雨、風、地震にも強い耐震性の高いおうちづくりができる。

【デメリット】
①コストが高くなる
設計料、建築工事費用、高性能にするための費用など
価格が固定されている戸建やマンションとは異なり、予算の見通しがつきにくいということもあります。
最初に予算を提示していても、あれもこれもとこだわっていくうちに、
あっという間に予算オーバーということになりかねません。
②完成するまで時間が掛かる。
プランニング、設計、建設、検査など、全ての過程を経るためには数カ月から1年以上の時間が必要となることがあります。完成するまで仕上がりがわからない。
③選択する建材・部材・商品・付属などの色や位置など選択する事が十分あり
例えばフローリング材（むく材、複合フローリング、合板、など）の色、長さ、幅など
キッチン、階段、トイレ、寝室各部屋まで選択するので打合せにもお時間が掛かります。

◆3　建売住宅・メリット、デメリット
【メリット】
①土地とセットで販売されている住宅のため予算にぶれが出ない。
価格が安いという点が挙げられます。なぜ価格が安いのかと言うと、
次のような理由が考えられます。
・打ち合わせにかける人件費が少ない
・材料をまとめ買いができるので安くなる
・仲介手数料が不要（余計な諸費用がない）
②物件を見て、決められる
完成した建物が見られるためマンションのように購入前に家を内見ができます。
内見をすると住宅の外観から内装・間取りに至るまでをしっかりチェックできるため、住宅購入の失敗を減らせることができます。
③購入手続きがスムーズで入居までの期間が短い
契約をして、住宅ローンが通ればすぐにマイホームでの生活を始めることができます。
④住宅ローンが利用できる金融機関が多い
住宅が出来上がっていて価格が決まっているので、審査も比較的スムーズです。
住宅ローンの返済は長期にわたるので、自分に合った返済・金利などが選択できます。
【デメリット】
①間取りや設備・仕様を自由に選ぶことはできません。
建売住宅はすでに完成しているため、間取りや設備・仕様の変更ができません。
建築前や建築中の物件であっても、建築確認が下りて建設していため変更もできなく、
施工中は材料の手配も済んでいるため設備・仕様変更ができないことがほとんどです。
②同じような建物が多いので外観も似ている
多くの家が同じ建て方で建てられています。
一帯に同じようなデザインの家が並ぶため、個性はありません。
外観だけでなく、間取りは使いやすいプランを採用しています。
③建築中の現場が見えない
すでに完成している建売住宅を購入する場合、土地の状態や工事の過程を確認できない。
施工中の様子など見らえないので、住宅の土台や柱などがしっかりしていることはもちろん
長年の使う住宅なので購入の際にはしっかりと確認することが重要です。
④モデルとして完成見学会の利用
建売住宅は例えば３棟現場とする場合、初めにモデル見学が出来る建物を建てることが多く
「完成見学会開催中」などの看板を見た人も多いはずです。
完成見学会では多くの人がその住宅の内部を見学しますので、人によっては間取りなど知られたり傷、汚れ、など抵抗感が有る方もいます。

◆4　売建住宅・メリット、デメリット
【メリット】
①建売住宅に比べると自由度が高く、注文住宅よりも安くすむ。
注文住宅に似ておりますが設計の自由度は高く希望を取りいれてもらいやすいのです。
②建売住宅より割高なものになっておりますが土地は、建築条件のついていない土地は分譲（区画整備）が終わつていますので造成費用が掛かりません。

※注文住宅のメリットと同様です！

【デメリット】
①完全な自由設計ではない
施主が自由に間取りを決め、内装や設備などは用意されたパターンの中から選択する事が多く
組み合わせ次第で個性を打ち出すことができ、壁紙や床材などを選択できます。

②建築条件付き土地が多い
土地だけ購入し、住宅建築は自分が気に入った会社に依頼したいという人には、建築条件を外して販売してもらえることもあります。ただし土地代は高くなることが多いようです。

③建物の完成形が見えない
建売住宅と違い建築が未完成のため完成したイメージが付きにくい。
注文住宅も同じですね！

	注文住宅	建売住宅	売建住宅
自由度	◎	×	◎
引渡し	長い	短い	長い
費用	割高	安い	割高
土地	×	◎	◎

 

 

◆5　値引きは出来るの？
「注文住宅」
契約直前であればハウスメーカーや工務店側も早く契約を完了させたいという気持ちが強くなり、
値引き交渉に応じてくれる可能性が高くなります
「建売住宅」
人気エリアの建売住宅は値引きしなくてもすぐに買い手が見つかるので値引きの可能性が低く
全く値引き交渉に応じない売主もいます。

価格を下げて販売するケースもあり
売主側は最後の1棟の場合は値引や家具などを付け販売するケースも多いようです。
「売建住宅」
値引きの可能性は新築建売と違って厳しいです。建築条件付き土地と建売との違いは、先に建てて売るかお客様が決まってから建てるかの違いだけの物件が多く、自由設計を過剰アピールしている場合、思っていたのと違うとなることがあります。

◆6　まとめ
各新築住宅のメリット・デメリットを説明いたしましたが
おおまかにまとめますと
①自由設計・理想・こだわりが強いなら『注文住宅』
②予算に余裕があり、高性能住宅が希望の方『注文住宅』『売建住宅』
③デザイン、お庭、仕様にこだわりたい方『注文住宅』『売建住宅』
④土地のエリアは絶対の条件の方『注文住宅』
⑤引っ越しまで長い時間がかけられる方『注文住宅』『売建住宅』
⑥土地購入はセットで決めたい方『建売住宅』『売建住宅』
⑦早く新築住宅にお住いになりたい方『建売住宅』
⑧建物を実際に見てから購入を決めたい方『建売住宅』

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