2023.10.12
〜住宅購入のための貯蓄計画〜
みなさんこんにちは、千葉県の注文住宅 Artwork homeです。
これから住宅購入を検討していくと同時に、貯蓄計画も立てているのではないでしょうか。
夢のマイホームは大きな買い物ですので、しっかりと貯蓄の計画を立てていかなければなりません。
今回は、ライフプランを明確にした貯蓄計画の考え方をご紹介していきます。
千葉県の注文住宅 Artwork homeの家づくり勉強会
「住宅購入のための貯蓄計画」や建築家の選び方、工務店の選び方などインターネットの記事では得られない深い内容を「家づくり勉強会」でコンパクトにお伝えしています。
千葉県で注文住宅、高性能な家をローコストで建てたいという方に特に参考になる情報となりますので、ぜひご参加ください。
ライフプランシュミレーション
ライフプランとは、人生の設計を意味します。
将来起こるであろうイベントを把握して、資金計画を事前に考えておくことが大切です。
例えば、結婚や出産などどれくらいの費用が発生するかも事前に知っておかないと、
急な出費に戸惑ってしまうことになります。
そうならないために、自分のライフプランを考えてどのタイミングでそのような出費が発生するのかをあらかじめ把握しておくことが大切です。
そうすると住宅購入の資金計画が立てやすく、購入のタイミングも図りやすくなります。
ライフプランシュミレーションのステップとしては、
1.目標設定
まず、具体的な住宅購入の目標を設定しましょう。
どの地域に住むか、どのくらいの広さの住宅を購入するか、予算はどれくらいかを明確に決めます。
2財務状況の評価
現在の財務状況を把握しましょう。
収入、支出、貯蓄、借金などの詳細な情報を整理します。
3.予算の設定
目標に基づいて、住宅購入までに必要な資金を算出します。
これには頭金、ローン返済、手数料、税金などが含まれます。
4.貯蓄計画の作成
貯蓄計画を具体的に立てましょう。
これには、毎月の収入から必要な支出を差し引いた残りを住宅購入資金に充てる方法を含めます。
5.支出の削減
不必要な支出を削減し、貯蓄に回せるようにしましょう。
食費、エンターテイメント、趣味など、節約できる項目を見つけます。
6.投資戦略
貯蓄資金を増やすために、投資戦略を検討しましょう。
リスク許容度に合った投資先を選び、資産を増やす方法を検討します。
7.緊急時の予備費用
貯蓄計画には、緊急時の支出に備えるための予備費用も含めましょう。
突発的な出費に備えることは重要です。
8.ローンプラン
住宅ローンの選択肢を調査し、返済計画を作成します。
金利率、返済期間、月々の支払い額などを検討しましょう。
9.目標達成のモニタリング
貯蓄計画を実行に移し、定期的に進捗をモニタリングしましょう。
必要に応じて調整を行います。
10.専門家の助言
複雑な財務計画には、専門家のアドバイスを受けることが役立つ場合があります。
金融アドバイザーと協力し、最適な計画を策定しましょう。
これらのステップを参考に貯蓄計画をしていきましょう。
4大出費
ライフプランの4大出費というものがあります。
それは、「結婚」「出産」「教育」「住宅購入」です。
これらがどのくらいの出費になるかを把握しておくと貯蓄計画がしていきやすくなりますので、
ここではそれぞれの平均金額をご紹介していきます。
【結婚費】
ライフイベントの最初の大きなイベントが結婚です。
2020年の新婚生活実態調査によると、結納・結婚〜新婚旅行までの平均が約370万円となっています。(※1)
さらに、それに加えて新婚生活の準備には平均は約60万となって合計で400万円以上の出費がかかることになります。
結婚式や新婚旅行のプランなどで金額を抑えることも可能ですが、結婚のための資金は前もって把握しておく必要があります。
(※1)リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査」/2022年
【出産費】
結婚の次に大きなイベントとなるのは出産です。
出産費用には、入院・分娩・検査費用など出産に関わるすべての費用が含まれます。
厚生労働省保健局が調査した2021年の出産平均額は約54万円となっています。(※2)
妊娠・出産は原則として保険適用外となるためすべて自費となりますが、出産育児一時金という制度もあり、「出産育児一時金」に加入している保険に申請すると50万円が支給される制度もあります。
出産を考えている方は、こういった制度も利用して、大きな出費に備えておくことも検討しておきましょう。
(※2)厚生労働省保険局「妊婦負担合計額」
【教育費】
子供1人当たりの幼稚園〜大学まで19年間に必要となる費用は一般的に1,000万円と言われています。
これは大学を国公立に進学した場合で、私立になるとさらに総額は大きくなります。
中学校からは部活動や塾代もかかってくる場合が多いので、小学校の頃から貯蓄しておくことがポイントとなります。
【住宅購入費】
ライフイベントで最も大きな出費が住宅購入です。
住宅購入の平均金額が土地付き注文住宅で約4500万円、建売住宅が約3600万円、マンションが約4500万円となります。(※3)
住宅購入は住宅だけでなく、諸経費もさまざまあり、住宅ローンによる返済もかかってくるため、しっかり他のライフイベントと分けて貯金計画をしていきましょう。
(※3)住宅金融支援機構が実施している「フラット35利用者調査(2021年度)
住宅購入のタイミングとは
国土交通省によると、住宅購入をする世代は30代が最も多い年代で、その割合は約40%とされています。
理由としては、ライフイベントがこの世代に最も多いここと住宅ローンの完済年齢に関係しています。
具体的に住宅を購入するタイミングとしては4つあります。
【住宅ローンの完済年齢から逆算した年齢】
多くの住宅ローンは75〜80歳で完済するよう決まっており、住宅ローンを組むなら、
遅くとも45 歳の年齢までには住宅購入を検討しておく必要があるでしょう。
定年後の年金暮らしになったことを考えて、負担額を軽くするのであれば、若いうちから購入して返済開始時期を早めることも重要です。
【子供が産まれた時】
子供が生まれるタイミングで、将来の子供部屋など、住宅環境を整えることを考えて購入するのも良いでしょう。
実際、国土交通省のデータからも子供が生まれるタイミングで購入している世帯が多いことが予測されています。
【年収が安定した時】
国土交通省によると、注文住宅を購入した世帯年収が約600〜800万円とされています。
これを踏まえると、企業で役職がついてある程度まで年収が到達していることが考えられます。
ローン審査のことも考えると、住宅購入の見通しができた時が適度なタイミングと言えます。
【家賃がもったいないと感じた時】
家賃負担が大きく、月々の支払いが住宅を購入したときの支払いより多くなった時は、
住宅購入を検討していくと良いでしょう。
賃貸は資産になりませんが、住宅を購入したらそれが自己資産となります。
自己資金の最適額とは
近年は、頭金なしで融資を受けて住宅を購入することができますが、100%融資を受けてしまうとその分金利の影響を受けて返済金額が多額になってしまいます。
頭金は住宅価格の20%を目指すのが一般的です。
これにより、低いローン残高や月々の支払い額を実現でき、住宅ローンの金利が低くなりますので、
今後ライフイベントの負担が軽減されていきます。
住宅購入には、クロージングコストとして、不動産手数料、司法書士費用、住宅保険、税金、評価費用などがかかります。
これらのコストは住宅価格の約2〜5%に相当することが多いため、これも考慮に入れる必要があります。
以前は住宅ローンの対象範囲が住宅価格のみであったものの、現在では諸経費も含めたすべての費用の融資を実施している金融機関も多くなっています。
しかし、住宅価格しか住宅ローンを組むことができない可能性もありますので、住宅価格の5%は自己資金を確保しておきましょう。
また、予期せぬ出費や修繕費など緊急の予備費も備えておくことが重要です。
通常、数か月分の生活費に相当する金額を確保しておきましょう。
最適な自己資金の額は、個々の状況によって大きく変わってきますが、
自分で考えていくことが難しい場合は専門家と相談することもおすすめです。
いいプランナーを探す
住宅購入の資金計画を立てていくなら良いプランナーの協力も検討していきましょう。
信頼性のあるプロフェッショナルなプランナーを見つけるコツは以下となります。
・資格とライセンス
住宅購入プランナーは、適切な資格やライセンスを持っていることが重要です。例えば、ファイナンシャルプランナーはCFP(Certified Financial Planner)、不動産エージェントは必要な資格やライセンスを持つ必要があります。プランナーの資格を確認しましょう。
・経験と実績
プランナーの経験と実績を調査しましょう。以前にどれだけの住宅購入取引を成功させてきたか、お客様の成功事例はどのようなものかを尋ねてみてください。
・専門化
住宅購入に特化したプランナーを選ぶことが望ましいです。不動産市場の知識やローンオプションに詳しいプランナーが、最適なアドバイスを提供できるでしょう。
・信頼性と信用性
プランナーの信頼性と信用性は非常に重要です。信頼できるプロフェッショナルは、クライアントの最善の利益を考え、誠実に行動します。過去のクライアントのレビューや評判を確認しましょう。
・通信能力
プランナーとのコミュニケーションが円滑であるかどうかを確認しましょう。あなたの質問に丁寧に答え、情報を明確に伝えることができるかどうかが重要です。
・料金構造
プランナーの料金構造を理解しましょう。手数料ベースのプランナー、コミッションベースのプランナー、または時間単位で請求するプランナーなど、異なる料金モデルがあります。料金に関するすべての詳細を明確に確認しましょう。
・提供するサービス
プランナーが提供するサービスを理解しましょう。住宅検索、ローンのアドバイス、クロージングのサポートなど、どのサービスが含まれるかを確認し、あなたのニーズに合うかどうかを検討します。
・相談
2〜3人のプランナーと面談し、彼らのアプローチや提案を比較しましょう。どのプランナーと協力するかを決定する前に、相談を行うことが重要です。
信頼性のあるプランナーとの協力は、成功への重要な鍵となります。
まとめ
住宅購入のための貯蓄計画についてご紹介してきました。
ライフプランを明確にし、目標設定から財務評価、予算設定、貯蓄計画、支出削減、投資戦略、緊急予備費用、ローンプランを考慮しましょう。
ライフイベントには出費が伴いますが、特に住宅購入は大きな出費です。
タイミングは住宅ローンの完済年齢、子供の誕生、安定した年収、家賃負担が高くなった時が適切です。
自己資金は頭金やクロージングコスト、緊急予備費用に充てるべきで、20%の頭金を目指しましょう。
こういった資金計画にはプランナーの協力も大切となりますので、信頼性のあるプランナーを選ぶ際には資格、経験、専門化、信用性、通信能力、料金構造、提供サービス、相談を検討しましょう。
注文住宅で後悔しない方法
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そこで「知識を教えてくれるパートナーを見つけること」も重要になってきます。
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住宅性能だけを重視していると見た目がおしゃれでなくなったり、デザインを重視しすぎると性能が後回しになったり住みにくい家になってしまう可能性があります。
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