2024.03.20
アウトドアリビングで後悔しないためのコツ6選|メリットデメリットや実例もご紹介
>施工実例 アウトドアリビングで寛ぎのひと時|庭と育むウッドデッキとキッチンガーデンのある家
アウトドアリビングとは「室内のリビングとつなげて活用できる屋外スペース」のことです。
いわゆる「セカンドリビング(第二のリビング)」として、近年人気が高まっています。
一方で「つくったものの思っていたのと違う」「つくったことを後悔している」と感じている方もいます。
そこでこの記事では千葉県でアウトドアリビングのある家も数多く手がけているアートワークホームが、憧れのアウトドアリビングをつくって後悔しないためのコツを6つ解説します。!
後悔しがちな点やアウトドアリビングのメリットデメリットも、おしゃれな実例を交えながらご紹介します。
これからマイホームをお考えの方、アウトドアリビングに興味のある方は是非ご参考にしてください。
このコラムのポイント |
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目次
アウトドアリビングのメリットとデメリット
まずはアウトドアリビングのメリットとデメリットを整理しておきましょう。
アウトドアリビングのメリット
アウトドアリビングの主なメリットとして次の内容が挙げられます。
- スペースを有効活用できる
- 室内をより広く開放的にできる
- 家庭で手軽にアウトドアを楽しめる
- 外観・内観ともにおしゃれになる
- 庭のメンテナンスが楽になる
アウトドアリビングは、子どもの遊び場やリラックスペース、ペットの遊び場、洗濯物や布団を干す場所など多用途に活用できます。
室内と屋外をゆるやかにつなげてくれるため、室内が開放的で明るくなり、限られた室内リビングであっても広々と感じさせてくれる効果もあります。
アウトドアリビングでバーベキューをする場合でも室内へすぐ移動できるため、手軽にアウトドアが楽しめる点もメリットです。
アウトドアリビングはウッドデッキやタイルなどでつくるケースが多く、一般的な家のスタイルに一味加わり、外観や室内の雰囲気がおしゃれになります。
こうしたデッキがあることで、草抜きなどの庭のメンテナンスが楽になるのもメリットのひとつです。
アウトドアリビングのデメリット
アウトドアリビングには次のようなデメリットもあります。
- 初期費用がかかる
- 建ぺい率や容積率に影響するケースがある
- 場合によってはメンテナンスの費用や手間がかかる
- 有効活用できないケースがある
一般的にデッキなどのエクステリアは、家の建築費用には含まれていません。
そのためアウトドアリビングをつくると別途施工費用が発生します。
アウトドアリビングの仕様によっては建築面積に加えなければならなりません。
その場合、建ぺい率や容積率にも関わってくるため、建物の間取りへの影響などを設計者や担当者と相談する必要があります。
使用している素材によっては塗り替えなどのメンテナンスが必要とため、その手間や費用が発生する点もデメリットと言えます。
また、流行りだからとつくってしまうと、アウトドアリビングを有効活用できない可能性があることもデメリットと言えるでしょう。
アウトドアリビングで後悔しがちな5つの点
次に、アウトドアリビングつくって後悔しがちな点や、実際に後悔したという声が聞かれる内容についてみてみましょう。
後悔点としては、以下のような声が多く聞かれます。
- ①周りから丸見えで落ち着けない
- ②思ったほど活用していない
- ③使い勝手が悪かった
- ④日よけをつくっていなかった
- ⑤メンテナンスが面倒
アウトドアリビングの後悔点① 周りから丸見えで落ち着けない
実際にアウトドアリビングを使い始めると「お隣から丸見え」「道路からの視線が気になる」となり、周囲が気になって落ち着けなかったというケースもあります。
周りからの視線が気になってくつろげなかったり、アウトドアリビングに出てもリラックスできなかったりした場合、後悔につながることが多いです。
アウトドアリビングの後悔点② 思ったほど活用していない
アウトドアリビングをつくったものの、想像したよりも活用できていないというパターンもあります。
「最近流行っているから」
「何となくおしゃれだから」
などのような、ぼんやりとした理由でアウトドアリビングをつくった場合に活用できない状況に陥りがちです。
また、後悔点①のように、アウトドアリビングをつくったものの周りの視線が気になって活用できなかったというケースもあります。
アウトドアリビングの後悔点③ 使い勝手が悪かった
後悔しやすい点のひとつとして、アウトドアリビングの使い勝手があまりよくなかったというケースもあります。
たとえば「バーベキューをしたい」というのが主な目的でつくった場合、水場が遠かったり、活動の動線やスペースが確保できていないと使い勝手が悪くなります。
また、デッキの下や周りを整備していないと虫の発生源になってしまい、有効活動できなくなるケースもあります。
アウトドアリビングの後悔点④ 日よけをつくっていなかった
アウトドアリビングに日よけをつくらなかった場合も、後悔点となることがあります。
日よけとなるものがなければ、夏場は暑くて活動がままならず、アウトドアリビングのデッキの種類によっては、日射しが反射してまぶしくなってしまいます。
また、雨や雪が直撃するため、アウトドアリビングの劣化を早めることにもつながります。
アウトドアリビングの後悔点⑤ メンテナンスが面倒
アウトドアリビングをつくったものの、掃除やお手入れなどのメンテナンスが面倒といったケースもあります。
特に劣化が進んだ場合は修繕費用も発生するため、「つくって後悔した」と感じやすい点のひとつです。
アウトドアリビングのデッキ部分だけでなく、シェードやパラソル、アウトドアソファ等のガーデンファニチャーも劣化するため、それらのメンテナンスも考慮しておかなければなりません。
アウトドアリビングで後悔しないためのコツ6選!
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アウトドアリビングをつくってから後悔を避けるためには、次の6つのコツを押さえておきましょう!
- ①耐久性のある素材を選ぶ
- ②日よけを設ける
- ③目隠し対策をする
- ④室内外の動線を考慮する
- ⑤デッキやデッキ周りの排水対策をしておく
- ⑥メインの目的を明確にしておく
アウトドアリビングのコツ① 耐久性のある素材を選ぶ
アウトドアリビングのデッキや、設置するグッズやファニチャーに、耐久性のある素材を選択するとよいでしょう。
そうすることでデメリットや後悔点で挙げられていたメンテナンスの面において、手入れの手間を軽減できたり、劣化のスピードを遅らせたりできます。
たとえばデッキであれば次のような素材が一般的です。
- 天然木
- 樹脂デッキ
- タイル
製品にもよりますが、一般的な特徴は次の通りです。
いずれの素材にも長所・短所がありますが、耐久性の面では天然木よりも樹脂デッキやタイルの方が高いです。
天然木の場合は腐食等を防ぐ塗料を定期的に塗装すれば、耐久性が維持できます。
初期費用やメンテナンスの手間などをトータルで考慮して、より耐久性の高い素材や方法を選択しましょう。
また、ガーデンファニチャーも耐久性の高い素材を選ぶとよいでしょう。
天然素材よりもアルミやスチール、人工ラタン等の方が耐久性が高くなっています。
風合い・家のテイスト・費用なども考慮しつつ、より耐久性の高い素材を選ぶとよいでしょう。
アウトドアリビングのコツ② 日よけを設ける/計画しておく
アウトドアリビングにはあらかじめ日よけとなる屋根や庇を設けるか、後で設置できる日よけ対策を計画しておきましょう。
日よけには次の種類があります。
- 屋根
- 庇
- テラス屋根
- シェード・タープ
- パラソル
アウトドアリビングの日よけになることを考慮して、家の設計時に屋根や庇の形状を考えておくのも一つです。
後付けできる方法としては、テラス屋根やシェード、パラソルなどがあります。
シェードやパラソルは工事なしでも設置可能なため、手軽に日よけをつくりたいときにおすすめです。
アウトドアリビングのコツ③ 目隠し対策をする
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周囲の目を気にせずアウトドアリビングを楽しむために、目隠し対策を講じておきましょう。
目隠しでは次の方法が代表的です。
- 目隠しフェンス
- 植栽
- スクリーン
- シェード・タープ
目隠しフェンスは外構の塀として設置するほか、アウトドアリビングの目隠し用に設置することもできます。
スクリーンとはプライベート空間をつくる機能が高いフェンスの一種で、ポリカーボネート素材を使ったものが代表的です。
目隠しと同時に採光性も高いのが特徴です。
シェードやタープは日よけだけでなく、傾斜があることから目隠しの効果もあります。
植栽を目隠しに用いる場合は目線の高さまでカバーできる木や、年中常緑で葉が落ちない木などを選ぶとよいでしょう。
アウトドアリビングのコツ④ 室内外の動線を考慮する
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室内外の動線がスムーズになるように考慮して計画するのもコツのひとつです。
アウトドアリビングはほとんどの場合で室内のリビングとつなげますが、出入りや移動のスムーズさを考慮することで使い勝手がよくなります。
リビングだけでなく、キッチンやトイレなどその他の場所とのつながりも考えておきましょう。
屋外では水栓の位置やコンセントの場所、照明の設置場所も考慮して計画しておくとよいでしょう。
アウトドアリビングのコツ⑤ デッキやデッキ周りの排水対策をしておく
虫の発生や湿気によるデッキの劣化を防ぐために、デッキやデッキ周りの排水対策を講じておきましょう。
排水溝を設けてデッキに水が溜まらないようにしたり、ウッドデッキや樹脂デッキであればデッキ下をコンクリートや砂利にするなどして、雨水が溜まらない工夫をしておくことをおすすめします。
アウトドアリビングのコツ⑥ メインの目的を明確にしておく
「アウトドアリビングでバーベキューをしたい」
「夏場は子どもにプール遊びをさせたい」
「カフェテラスのように読書ができるスペースにしたい」
などのように、アウトドアリビングでしたいことを明確にしておくことが大切です。
目的を明確にしておくことで、必要な設備やその配置、アイテムなどが具体的にわかり、計画を立てやすくなります。
メインの用途で使い勝手がよくなると、アウトドアリビングの使用頻度が高くなり、「つくって無駄だったかも」といった後悔を避けられるでしょう。
まとめ
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アウトドアリビングはおしゃれで魅力もたくさんありますが、メリット・デメリットの双方があり、つくった後で後悔している声もいくつか聞かれます。
しかしそうした点をあらかじめ把握しておくことで、事前に対策を講じることが可能です。
施工実績の豊富なハウスメーカーや信頼できる施工業者などに相談するのもポイントです。
自然の光りや外の空気を感じられるアウトドアリビングは、アウトドア派はもちろん、寛ぎの時間を大切にする方や、開放的な空間をつくりたい方、限られたスペースを有効活用したい方などにもおすすめです。
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