2023.01.07
~マイホーム検討中なら知っておきたい「ウッドショック」とは? ~
【マイホーム検討中なら知っておきたい「ウッドショック」とは?】
ウッドショックとは、木材の調達が困難になり、世界的に木材が供給不足に陥って価格が高騰することを指します。過去にも、1992年~1993年や
リーマン・ショック直前の
2008年にウッドショックが起きており、
今回は3回目となります。
今年に入ってウッドショックが起きた原因として、コロナウィルス感染拡大の影響が考えられています。
コロナ渦でリモートワークが増えたことで、郊外にある一戸建てを購入するケースも増加傾向にあります。
特にアメリカや中国で木材需要が拡大し続けており、その結果建築木材が不足して価格高騰の原因となりました。
また、ステイホームが広がったことで世界的に物流が活性化していることも原因のひとつです。木材を輸出入するために欠かせないコンテナが不足し、
運ぶことが困難なだけではなく物流コストそのものも高騰してしまっているのです。
2021年4月以降、住宅業界で問題となっている「ウッドショック」。市場では、木材価格が3月以前と比べて2~5割高になっていると言われています。
今から家づくりを検討する方にとっては、住宅の価格に大きな影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
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まとめ
ウッドショックが発生した主な原因は下記です。
・米国での新築住宅需要の増加や木材相場の変動
・ヨーロッパ諸国の木材需要拡大
・中国の経済回復などに伴う木材需要増により、木材輸入量の増加
・コロナウィルス蔓延を防止するため、輸送コンテナの取り扱いが減少。
今日はここまで!また次回、お楽しみに。
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