2023.04.22
~木造住宅ができるまで!木造軸組工法・ツーバイフォーのメリット・デメリット~
木造住宅ができるまで!木造軸組工法・ツーバイフォーのメリット・デメリット~
木造軸組構法は日本では古くから用いられている工法です。
土台と柱などで構成された枠組に壁をつけていきます。
施工方法は時代と共に進化し、使用される建材も耐久性の高い、新しい素材が採用されることが多くなりました。
〇メリット
木造軸組工法は柱と梁を組み合わせた建築方法のため、柱と梁が充分な能力を発揮できる条件下であれば、外壁や屋根の形状の構造に自由が利きやすいメリットがあります。同様に間取りの自由度も比較的高くなるため、こだわりの注文住宅を希望する人にとっては嬉しいポイントになるでしょう。
〇デメリット
耐震性・防火性に対する対策が必要になるということです。やはり地震大国の日本では耐震性が重視され、木材ならではの防火性も気になります。
しかし、古来より用いられている木造軸組工法が、今でも使われ続けている点に着目してください。木造軸組工法が改良・受け継がれてくるとともに、耐震性・防火性への備えもまた同様なのです。
ツーバイフォー(2×4)というものがあります。日本古来の木造軸組工法と対照的に、壁・床・天井などの面をパネルで作り、
このパネルを使って住宅を組み上げていきます。ツーバイフォーは戦後にアメリカから輸入された建築方法です。
木造軸組工法に比べると歴史は浅いものの、耐震性や耐火性においては充分に日本の基準を満たしています。
〇メリット
・地震に強い
・地震に強いツーバイフォー住宅は、床・壁・屋根が一体となったモノコック構造になっております。外力(地震・台風)を、床・壁・屋根の6面体で受け止め、力を分散させる事により、地震に対して抜群の強さを発揮します。
〇デメリット
・プランニングに制約が多く、間取りの自由度が低い
・腐食のリスクが高い
工法や構造自体に優劣があるわけではなく、建築主の要望と照らし合わせた上で検討することが大切です。
ハウスメーカーや工務店と相談して、あなたに合った工法で家を建設しましょう。
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