2023.10.10
〜住宅購入時の交渉の注意点とは?〜
みなさんこんにちは、千葉県の注文住宅 Artwork homeです。
住宅購入は大きな買い物なため、少しでも値引きをしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、住宅購入の際に値引き交渉をすることは可能です!
ここでは、住宅購入の値引き交渉の注意点をご紹介していきますので、
この記事を参考に納得のいく金額でマイホームを手に入れてくださいね。
複数の概算見積もりをしよう
見積もりは、手当たり次第に施工店に依頼するのではなく、1社に絞らず2〜3社くらいの施工店に概算見積もりを依頼してみましょう。
希望する住宅の詳細情報を整理し、信頼性のある業者を選んでいくようにしましょう。
信頼性の高い業者は、品質と価格のバランスを取りやすく、交渉にも応じやすい傾向があります。
見積もりには透明性が必要で、隠れた費用や追加料金がないかを確認し、トータルコストを比較します。
特に見積もりを「総費用」で比較する際には、「諸費用」をどこまで含んでいるかという点を注意して確認して行きましょう。
また、カスタマイズ可能な要素を把握し、交渉の戦略を立てます。
例えば、素材の選択、内装仕様、設備のグレードなどが含まれます。
これらの要素については、見積もりを通じて調整の余地があるかどうかを確認し、希望に合わせて調整できるかも検討していきましょう。
価格交渉を行う際に、競合他社の見積もりを参考にし、品質や工期にも焦点を当てます。
施工店に「相見積もりを依頼しています」と言うことを伝えておくと、より他社よりも良い建築プランと見積もりを出してくれる可能性も高いのでおすすめです。
最良の条件を得るために相見積もりをしっかり活用していきましょう。
値引き交渉のタイミングはプラン提案の後にしよう
値引き交渉をするなら、施工店が具体的なプランを提案して契約する直前にするのが有効です。
値引き交渉をプラン提案の後にすると下記のことについても確認することができます。
・具体的な提案
プラン提案の後に交渉を行うことで、建築士や不動産業者が具体的な計画や提案を提示できます。
これにより、価格交渉がより具体的で効果的になります。
顧客はプランの詳細を把握し、どの部分に関して交渉を行うべきかを明確に理解できます。
・顧客の要件を反映
プラン提案の際、建築士や不動産業者は顧客の要件や希望に合わせた提案を準備します。
その後に交渉を行うことで、顧客の要求が適切に反映されているかどうかを確認し、必要に応じて修正や調整を行うことができます。
・信頼性の向上
プラン提案を通じて建築士や不動産業者がプロジェクトに取り組む姿勢や能力を見極めることができます。
その後の交渉段階で、顧客は信頼性の高い業者との取引を望む傾向があります。
この信頼感は交渉の成功に寄与します。
・価格の正確性
プラン提案の後に交渉を行うことで、価格に関する情報がより正確になります。
建築士や不動産業者は具体的な計画に基づいてコストを算出し、透明性を高めます。
これにより、顧客は正確な価格情報を得て交渉を行うことができます。
プラン提案の後に値引き交渉を行うことは、プロジェクトの透明性、顧客要求の反映、信頼性向上、価格の正確性を高め、成功するための良いタイミングと言えます。
建築プランが決まっていない段階で値引き交渉をすると、値引きと同時に住宅のグレードを下げられてします可能性や値引き後にさまざまな理由をつけて費用を上乗せされることもあるので、注意していきましょう。
元の価格が高いと成功しやすい
高額な価格からの値引き交渉は、売り手にとって一般的であり、買い手は交渉を試みる余地があります。
そのため、売り手は値引きに応じる可能性が高まります。
そもそも、値引きの幅は床面積やオプション設備をたくさん盛り込んでいる豪邸は値引率が大きくなります。
高価な取引では、交渉の余地があることが一般的に認識され、買い手が要求する値引き幅が大きい場合でも、売り手はその中間地点で合意しやすくなります。
高額な購入に伴うリスクと負担は大きいため、買い手は積極的に値引きを求め、そのための交渉力を発揮しやすくなります。
高額な取引において競合他社や代替品が存在する可能性が高まり、これが価格交渉の余地を生む要因となり、市場価格の参考点として活用されます。
ただし、交渉にはバランスと誠実さが重要であり、適切な根拠と相手に対する尊重を持つことが成功につながるポイントです。
値引きできる項目としては、「金額で指定する」「請負工事金額の割引率」「オプション設備の変更」などがあります。
施工店の中には、最初から良心的な見積もりを提示しているため、値引き交渉は受け付けないところもあります。
ローコストを売りにしている施工店であれば、限界までコストカットした内容なので、大きな値引きが難しいでしょう。
交渉結果だけで施工店を決めないようにしよう
値引き交渉後に結果を見て数字だけで判断すると、後々住宅に後悔が残りことがありますので、
以下のポイントにも目を向けて総合的に判断していくようにしましょう。
・品質と信頼性の確認
値引き交渉は価格面に焦点を当てるものであり、施工店の品質や信頼性については十分な評価が必要です。
価格だけでなく、建設業者の実績、評判、以前のプロジェクトの品質などを確認し、信頼性を確保する必要があります。
・提案と要件の適合性
施工店が提供するプランや提案が、あなたの希望や要件に適合しているかどうかを確認する必要があります。
価格交渉だけでなく、提案の内容と要件の整合性を評価し、調整やカスタマイズが必要な場合に備えましょう。
・仕様と設計の検討
値引き交渉後、具体的な仕様や設計についても注意深く検討する必要があります。
建材、内装、設備などの仕様が要件と一致しているか確認し、必要に応じて調整や変更を行います。
・契約条件の明確化
値引き交渉が成功した場合、契約条件について詳細な合意が不可欠です。
支払いスケジュール、保証、変更要求に関する条件など、契約に関する事項を明確にし、後々のトラブルを回避します。
プランの内容も大切ですが、営業担当者との相性もとても重要なポイントです。
値引きやプランの内容を重視して気の合わない営業担当を選ぶと、理想のイメージが伝わらずに後悔が残るマイホームになることが多くなってしまう可能性があります。
品質や設計力、コスト、担当者との信頼関係など総合的に判断していくようにしましょう。
セミオーダーにしてコストダウン
住宅購入の予算を抑えたいときはセミオーダーすることも検討してみましょう。
セミオーダーの住宅とは、住宅建築においてカスタマイズされた要素を含む、一般的な建売住宅とカスタム設計住宅の中間の選択肢です。
セミオーダーの特徴としては、
・プリデザインからのカスタマイズ
セミオーダーの住宅は、一般的に設計済みの基本的なプラン(プリデザイン)を元にしていますが、顧客の要望やニーズに合わせて特定の部分をカスタマイズできます。
例えば、間取りの変更、特定の仕様の変更、外観のカスタマイズなどが考えられます。
・費用対効果
セミオーダー住宅は、完全なカスタムデザインよりも一般的にコストが低く、設計プロセスが迅速であるため、費用対効果が高いとされます。
カスタム住宅と比較して予算を抑えたい顧客に適しています。
・品質とデザインのバランス
セミオーダー住宅は、一般的なプリデザイン住宅のスピードとコストの利点を保ちつつ、一定のカスタマイズやデザイン要素の組み込みを可能にします。
これにより、設計の品質と顧客の個別要望のバランスを取ることができます。
・選択肢の柔軟性
顧客は、セミオーダー住宅においてさまざまな選択肢やオプションを検討し、プランをカスタマイズする自由度を持ちます。
これにより、自身の好みやライフスタイルに合わせた住宅を実現できます。
セミオーダー住宅は、顧客の要望に合わせつつも、設計プロセスを簡素化し、コストを抑えたい場合にとても適しています。
まとめ
住宅購入時の交渉の注意点をご紹介してきました。
注意点として、まずは複数の業者から見積もりを取り、透明性を確保しましょう。
値引き交渉はプラン提案の後が有効で、具体的な計画と要件を確認し、信頼性を向上させます。
また、高額な価格からの値引き交渉が成功しやすい傾向があります。
しかし、交渉にはバランスと誠実さが必要です。
最終的な選択には価格だけでなく、品質、設計、担当者との信頼関係などを総合的に考慮しましょう。セミオーダー住宅もコストを抑えたい場合の一つの選択肢ですので、ぜひ検討してみましょう。
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