〜2世帯でも広々過ごせる平屋住宅の設計アイデア〜 | アートワークホーム

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2023.10.17

〜2世帯でも広々過ごせる平屋住宅の設計アイデア〜

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平屋

みなさんこんにちは、千葉県の注文住宅 Artwork homeです。

2世帯で平屋を建てることを考えた時に、狭そう・プライバシーがなさそうというイメージもあるのではないでしょうか。

しかし、2世帯住宅の平屋でも工夫をすればそのイメージを払拭することができます!

今回は2世帯住宅でも広々過ごせる設計アイデアをご紹介していきます。

 


千葉県の注文住宅 Artwork homeの家づくり勉強会

家づくり勉強会

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2世帯住宅の種類とは?

2世帯住宅には大きく分けて3つに分類され、どのような形で設計していくかを考えていきましょう。

 

1.完全分離型

完全分離型の2世帯住宅では、2つの住居は建物内で完全に分離されており、それぞれが独自の入口を持ち、独立した居住空間を持っています。

つまり、2つの住居が完全に別々の空間として設計されています。

完全なプライバシーが確保されるため、家族間の独立性が高まります。

2.完全同居型

完全同居型の2世帯住宅では、2つの住居が同じ建物内にありますが、共有のスペースが存在します。

共有スペースには、リビングルーム、キッチン、またはその他のエリアが含まれる場合があります。

通常は家族が共同で生活し、共有スペースを利用するため、家族間の交流が促進されます。

3.部分共用型

部分共用型の2世帯住宅は、完全に分離された空間と完全同居型の要素を組み合わせたものです。

各世帯には独立したスペースがありますが、一部のスペースが共有されることもあります。

共有スペースの例としては、庭、屋外のリビングエリア、または一部の居室が挙げられます。

 

これらのタイプは、家族構成やライフスタイルに応じて異なる利点や制約を持っています。

平屋の設計を開始する前に、家族のニーズや希望に合った最適なタイプを選択することが重要です。

 

 

間取りのポイント

間取りのポイント

平屋にすると高齢になった親も暮らしやすく、お互いの存在を身近に感じられるメリットもありますが、プライベートの確保が難しいデメリットもあります。

ここでは間取りを工夫して、両世帯がストレスなく過ごせる間取りの工夫についてご紹介します。

 

・プライバシーを分離する間取り

各世帯の寝室やリビングスペースを分けることが重要です。

それぞれの空間が完全に独立しており、共有部分との遮蔽が十分であることを確認してください。

寝室や浴室などのプライベートエリアは外部から見えにくくし、リビングエリアやダイニングエリアは共有スペースを中心に配置することが望ましいです。

また、出入り口が一つでない回遊型の間取りにすることで、人の流れが一方通行でなくなり、お互いのライフスタイルを干渉しにくくなります。

・プライバシーを保護する仕切り

プライバシーを確保するために、仕切りを利用することが重要です。

プライバシースクリーンを配置し、各世帯のエリアを隠蔽することで、住人が安心してくつろげる空間を提供できます。

・両世帯の共有スペース

家族が共同で利用するスペースを設ける際は、それぞれのプライバシーを考慮して適切な位置に配置していきましょう。

例えば、共有のリビングスペースやキッチンを設ける際は、それぞれの世帯が気兼ねなく利用できるように工夫が必要です。

また、土地が狭い場合は共有部分の優先順位を決めて、多くすることを考慮していきましょう。

・個々のエントランス

両世帯に個別のエントランスを設けることで、互いのプライバシーを尊重できます。

それぞれの入り口を離れた場所に配置し、プライバシーと利便性の両方を確保しましょう。

 

 

共有スペースの工夫

共有スペース

共有スペースは2世帯住宅の交流の場所として重要な場所です。

お互いが快適に過ごせる共有スペースの工夫をご紹介していきます。

 

・オープンな共有スペース

共有スペースは、居住者が自然に交流できるオープンなレイアウトが望ましいです。

オープンプランのリビングエリアとダイニングスペースは、家族や友人とのコミュニケーションを促進し、居住環境を活気に満ちたものにします。

・自然光と通風

共有スペースは大きな窓やスカイライトを設け、自然光を取り入れるようにしましょう。

また、良好な通風を確保するために窓やドアの配置を考慮し、快適な居住環境にしていきましょう。

・多目的な設計

共有スペースは多目的に使用できるように設計することが重要です。

柔軟性のある家具やインテリアデザインを取り入れ、異なるニーズや活動に対応できる空間を提供します。

これにより、居住者が自由に使い方を変えることができます。

・快適な家具とインテリア

快適なソファやチェアなど、居住者がくつろげる家具を選びましょう。

また、暖かみのあるカラーパレットや魅力的な照明を取り入れ、居住者がリラックスできる雰囲気を演出します。

・アクセスと配置

共有スペースは両世帯が簡単にアクセスできる場所に配置することが重要です。

どちらの世帯からも均等にアクセスできるようにし、互いに配慮しながら快適に利用できるように工夫しましょう。

 

 

収納場所の工夫

収納スペース

平屋で2世帯住宅となると、間取りに余裕を持つことが難しくなります。

そのため、収納場所をデッドスペースを活用して空間を最大限利用していきましょう。

まず、壁面を有効活用するために、収納スペースを壁に取り付けることができます。

例えば、壁面に棚やキャビネットを設置し、備品や書類などを収納することができます。

また、ロフトや天井裏のスペースを活用することも考えられます。

ここには季節用品や大型の収納物を収納することができ、とても便利です。

また、家具の選定にも工夫が必要です。

家具には収納スペースを持つものを選ぶことで、空間を効果的に活用することができます。

例えば、ベッドの下やソファの下に引き出しを設けることで、季節物や不定形のものを収納することができます。

さらに、収納スペースを間仕切り壁や家具で仕切ることで、使い勝手の良いスペースを確保することができます。

その際には、可動式のパーティションや可動棚などを使用することで、場面に応じてスペースの使い方を変えることができます。

これらの工夫を取り入れることで、限られた坪数の中で効果的に収納スペースを確保することが可能です。

2世帯住宅となると物も多くなってくるので、収納スペースの確保は業者としっかり計画して設計してきましょう。

 

 

バリアフリー化も考えよう

高齢になった親や小さなお子様がいる家庭はバリアフリーを考えて設計していくことをお勧めします。

バリアフリー化するポイントについてご紹介していきます。

まず、玄関から室内への段差を無くし、広い出入り口を設けることが重要です。

車椅子やベビーカーなどがスムーズに出入りできるようにするため、引き戸や自動ドアなどの導入も検討していきましょう。

また、室内の廊下や部屋の間には、広めの通路を確保し、障害物のないように配置することが重要です。

段差を無くすためには、床材の段差をなくしたり、滑りにくい素材がお勧めです。

バスルームやトイレでは、手すりの設置や床の滑り止め加工などを行い、安定した姿勢で利用できるようにします。

洗面台やキッチンなどの作業スペースも、車椅子や身長の異なる人が利用しやすいように高さを調整したり、スペースを広く取るなどの工夫をしていきましょう。

また、スイッチやコントロールパネルの高さや位置を調整し、利用しやすいように配慮することも大切です。

緊急時に備えて、車椅子での脱出経路や緊急時の対応策を明確にしておきましょう。

これらの工夫を取り入れることで、高齢者や身体障害を持つ人々が快適に生活できるバリアフリーな2世帯住宅を実現することができます。

 

 

まとめ

2世帯住宅の平屋でも広々過ごせる設計アイデアをご紹介しました。

完全分離型、完全同居型、部分共用型の3つのタイプから選び、プライバシーを考慮した間取りや共有スペースの工夫、さらに収納場所やバリアフリー化のポイントについても触れました。

家族のニーズに合わせて、快適で機能的な2世帯住宅を実現しましょう。

 


注文住宅で後悔しない方法

「2世帯でも広々過ごせる平屋住宅の設計アイデア」をいくつかご紹介してきましたが、理想のお家づくりをする一番の近道は「住宅の知識を身につけること」です。

ただ、勉強しても業界の事情や深い知識まで100%知ることはできないかもしれません。

そこで「知識を教えてくれるパートナーを見つけること」も重要になってきます。

また実際にお家を建てる時も、こういった知識をしっかりと持ち合わせ、かつ「あなたに寄り添ったお家づくりを進めてくれる工務店や住宅会社」を見つけることが大切です。

千葉県を中心に注文住宅を手がけるArtwork homeでは、高性能な注文住宅をローコストで建てることが可能です。

また建築家が一緒になってデザインや間取り、あなたの生活を考察しながらプランニングしていきますので、実用的かつおしゃれなマイホームを実現することができます。

住宅性能だけを重視していると見た目がおしゃれでなくなったり、デザインを重視しすぎると性能が後回しになったり住みにくい家になってしまう可能性があります。

モデルハウス見学会

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千葉県で注文住宅をお考えの方はぜひお立ち寄りください。

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