2024.01.03
注文住宅or建売住宅|どっちがいい?メリットデメリットと選択のポイントを解説
「戸建てに住みたいけど、注文住宅と建売はどちらがいいのだろう?」
マイホームを考えた時、多くの人が悩む点ではないでしょうか。
戸建て住宅の購入において注文住宅にするか建売住宅にするかを決めるには、それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、自分たちに合った選択をすることが大切です。
そこで今回は注文住宅を数多く手がけるアートワークホームが注文住宅と建売住宅のどっちがいいのかについて、双方のメリットとデメリットを解説するとともに、選択する際のポイントをお伝えします。
これからマイホームをお考えの方はぜひ、ご参考ください。
このコラムのポイント |
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目次
【注文住宅or建売住宅】注文住宅のメリットとデメリットは?
まずは注文住宅のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
注文住宅のメリット
注文住宅のメリットには次の5つが挙げられます。
- 1.カスタマイズ性が高い(外観・内装・間取り・設備・性能)
- 2.オリジナリティを出すことができる
- 3.予算配分を調節できる
- 4.好きなエリアや土地から選べる
- 5.建築の過程を見ることができる
注文住宅は、カスタマイズ性の高さが大きな魅力のひとつです。
たとえば外観。
建物の形はもちろん、外壁の素材やカラー、屋根の形状・素材・カラー、窓の大きさや配置やカラー、…といった具合に、一つひとつを選んでいくことができます。
外観だけに限らず、注文住宅では間取り、キッチンや浴室やトイレなどの住宅設備、壁紙や建具などの内装、そして場合によっては断熱性や耐震性など住宅の性能まで選んだり希望をかなえたりすることが可能です。
こうしたカスタマイズ性の高さは、デザイン性や機能面でオリジナリティを発揮することができ、より自分たちのライフスタイルや好みを反映することができます。
さらにはどこに重きを置くかという視点から見ると、カスタマイズすることで予算配分も自分達である程度調節することも可能です。
また、注文住宅はあらかじめ土地がある場合を除いて土地選びから始めるケースがほとんどであるため、自分たちの好みのエリアや予算などから希望の土地を探せる点も注文住宅のメリットと言えます。
注文住宅では家の設計や各種計画などができてから着工するため、建築の過程を随時目で見て確認することも可能です。
基礎工事から構造部などが建築されていく様子が見れることで、安心感が大きいのもメリットのひとつです。
注文住宅のデメリット
では注文住宅のデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
代表的な内容として次の4つが挙げられます。
- 1.入居までに時間がかかる
- 2.計画や手続きなどに労力を要する
- 3.完成して初めて仕上がりを確認できる
- 4.費用が高くなりがちである
注文住宅は土地探しからはじめ、住宅の計画などを経て着工するため、購入等の契約を結んでから入居までに時間がかかります。
一般的に、早くても半年~1年くらいはかかると心づもりしておくことになります。
カスタマイズ性の高さは注文住宅のメリットでもありますが、デザインから間取り、内外装の仕様、設備のグレードなど決めることがたくさんあるため、多くの時間や労力を伴う点はデメリットと言えるかもしれません。
同じく注文住宅のメリットに予算配分の調整ができるという点がありますが、トータルで見ると費用総額は建売住宅よりも高くなる傾向にあります。
また、注文住宅は実際に建てられたものを見て購入することができないというデメリットもあるため、モデルルームや完成予想図をよく確認するとともに、住宅設備についてはショールーム等で実物を見て決めることをおすすめします。
【注文住宅or建売住宅】建売住宅のメリットとデメリット
続いて建売住宅のメリットとデメリットも確認しておきましょう。
建売住宅のメリット
建売住宅のメリットととして、次の5つが挙げられます。
- 1.入居までの時間が早い
- 2.完成した状態を見てから購入することができる
- 3.費用を比較的抑えることができる
- 4.計画や手続きの手間を省ける
- 5.万人受けする住宅を購入できる
建売住宅は多くの場合、完成した状態で販売されます。
そのため完成後の実物を内覧して購入することができ、購入から入居までの時間も早いというメリットがあります。
建売住宅を販売している不動産会社等では、設備や資材を一括購入したり汎用性の高い設計図を用いたりして費用を抑えているため、注文住宅と比較してトータルの費用が抑えられるという点も建売住宅の大きなメリットです。
あらかじめ設備や仕様等が決められているので自分たちで計画したり仕様を決めたりなどをする手間省け、色や組み合わせのセンスに不安があっても、建売住宅であれば万人受けするように作られた住宅を購入することが可能です。
建売住宅は土地と建物のセット販売であるため、注文住宅と比較して各種手続きや事務手数料などの諸費用が抑えられる点もメリットと言えます。
建売住宅のデメリット
建売住宅には次のようなデメリットもあります。
- 1.カスタマイズ性が低い(外観・内装・間取り・設備・性能)
- 2.類似した住宅になりがちである
- 3.土地から選ぶことができない
- 4.建築の過程を見ることができない
建売住宅によっては完成前であればカラーなどの希望を一部かなえられるケースもありますが、注文住宅と比較するとやはりカスタマイズ性が低い点が大きなデメリットと言えます。
そのため内装だけでなく外観のデザインも均一的で類似したものである場合が多く、個性や好みを反映しずらい点は建売住宅のデメリットのひとつです。
また、建売住宅は土地と建物がセットになっているため、気に入った土地を選ぶことはできません。
基本的に土地に家が建てられた状態あるいは建築が始まっている状態での販売となるので、建築の過程を見ることができない点もデメリットと言えます。
【注文住宅or建売住宅】選択のポイント
では注文住宅と建売住宅とではどっちがいいのでしょうか?
その答えは「個人のニーズによって異なる」ということになります。
以下に、注文住宅と建売住宅とで迷った場合確認すべき点を5つ挙げます
その中で自分たちにとっての優先順位をつけ、注文住宅と建売住宅とではどちらが自分たちの希望に合致しているかを判断して選択するとよいでしょう。
①予算
マイホームを購入するときに大きな目安となるのが「予算」です。
正しい予算を把握しておくことで、注文住宅では予算オーバーであっても建売住宅であれば購入可能なケースもでてくるように、自分たちの予算にあったマイホームを購入することができます。
予算を考えるときは、世帯年収、預貯金額、住宅ローン以外の借り入れの有無、住宅ローンの借入可能金額など調べておきましょう。
住宅ローンの借入額を知る指標の一つに、住宅購入価額が年収の何倍に当たるかを表す「年収倍率」があります。
たとえば年収1,000万円の人が4,000万円の住宅の購入する場合、年収倍率は4,000万円÷1,000万円=4倍ということになります。
住宅金融支援機構が2023年8月に発表している「2022年度フラット35利用者調査」によると、住宅購入価額の年収倍率は土地付き注文住宅で7.7倍、建売住宅で6.9倍となっています。
こうした指標を目安にすることもできますし、銀行で住宅ローン事前審査を受けておくとより明確な予算を割り出すことが可能です。
>>>参考リンク 住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
②希望入居時期の有無
新居へ「入居する時期に希望があるかどうか」も選択のポイントになります。
マイホームを購入するタイミングによっては、入居時期を急ぐ場合もあります。
いくつか例を挙げてみます。
- お子さまがの小学校や中学校の入学に合わせて入居したい場合
- 出産前に入居しておきたい場合
特に小学校へ入学するタイミングの場合は学区や通学路の問題もあるので、注文住宅であればその時期までの入居が間に合うかどうかを考えなければなりません。
したがって即入居を希望していたり入居を急いでいる場合は、建売住宅が向いているといえます。
入居までの時間にゆとりがある場合でも、注文住宅では完成予定時期をスケジュール計画で知ることができるので、季節や家族のライフイベントなどと照らし合わせておくとよいでしょう。
③住宅のオリジナリティ
マイホームに対しては理想や憧れを抱く人がほとんどではないでしょうか。
「カフェのようなマイホームにしたい」
「平屋でフルフラットな戸建てに住みたい」
「アイランドキッチンにあこがれている」
など、マイホームは外観デザインやインテリアなどにこだわりたいものです。
この場合、「カスタマイズ性の高さ」がポイントとなってきます。
予算の中でどれくらい希望を実現することができるかを考えながら理想の家づくりをしたい場合は、カスタマイズ性が高くオリジナリティを出しやすい注文住宅が向いているといえます。
④ライフスタイルとニーズに合致してるか
「家族が集まるリビングを広く充実させたい」
「在宅ワークのスペースを確保したい」
「介護に適した家にしたい」
「ランドリールームは必ず欲しい」
「高性能な家に長く住みたい」
などのような「ライフスタイルやそれに合わせたニーズに合致しているかどうか」も、注文住宅か建売住宅かを選ぶ際のポイントになります。
断熱性や耐震性といった住宅性能も、建売住宅と注文住宅とでは差があるケースもあります。
注文住宅であれば前述の通りカスタマイズ性が高く、間取りや仕様や性能を比較的自由に決めることが可能です。
建売住宅においても、物件によって間取りが異なり設備や住宅性能が充実しているものもあるので、自分たちのニーズに合った間取りに近いかどうか、欲しい設備や性能が備わっているかに注目して確認するとよいでしょう。
⑤地域の不動産市場の特性
お住まいの地域あるいはこれからマイホームを建てたい地域の「不動産市場にどんな特性があるのか」も、注文住宅と建売住宅のどっちがいいかを選ぶポイントとなります。
注文住宅を建てたくても、地域によっては土地のみの販売がほとんどない場合もあります。
反対に建売住宅を希望していても、建売住宅の販売があまり活発ではない地域もありましす。
特に人口が集まりがちな都市部や人気エリアなどでは土地のみの販売数自体が少ないケースが多いため、日ごろから不動産情報の収集をしてくことをおすすめします。
まとめ
注文住宅と建売住宅にはそれぞれにメリットとデメリットがあり、それぞれ相反するものもあればすり合わせることができるものがあります。
繰り返しになりますが、注文住宅と建売住宅の「どっちがいいか?」と迷った場合には双方のメリットデメリットを把握し、上記のポイントにおいてどの項目を優先させたいかを明確にしたうえで選択するとよいでしょう。
家族が長い時間を過ごすマイホーム。
注文住宅であっても建売住宅であっても、自分たちの理想や希望により合っている家を選ぶことで、日々のQOLがぐっと向上します。
注文住宅か建売住宅かで悩まれている方はぜひ、今回のコラムをご参考ください。
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