玄関に吹き抜けは必要か|メリット・デメリットと後悔しない4つの注意点 | アートワークホーム

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2024.04.25

玄関に吹き抜けは必要か|メリット・デメリットと後悔しない4つの注意点

玄関に吹き抜けは必要か|メリット・デメリットと後悔しない4つの注意点

玄関に吹き抜けを設けると、開放的で明るい空間を実現できる一方で、温度管理やプライバシーの確保など、注意すべき点もあります。

この記事では、千葉県で数多くの注文住宅を手がけているアートワークホームが、玄関の吹き抜けのメリットとデメリット、また後悔しないための注意点を解説します。

吹き抜けを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

このコラムのポイント
  • 玄関に吹き抜けを設けるメリット・デメリットを紹介します
  • 玄関に吹き抜けを取り入れる注意点を解説します
  • 玄関に吹き抜けを採用した事例の紹介

 

玄関の吹き抜けのメリット

玄関の吹き抜けとスケルトン階段で視線が抜けるように工夫した事例

<施工事例>インナーガーデンの家

玄関に吹き抜けを設けるメリットを、主に4つに絞って紹介します。

  • 開放感のある玄関を演出できる
  • 高い位置からの採光で明るい玄関に
  • 風通しが良くなり高効率に換気できる
  • 玄関のデザイン性が高まる

順番に解説します。

開放感のある玄関を演出できる

玄関に吹き抜けを設けると天井が高くなり、開放感のある空間を演出可能です。

圧迫感のない玄関は、帰宅時の疲れを癒やしてくれる心地よい空間となります。

また、吹き抜けによって玄関が広く感じられるため、ゆとりのある玄関ホールを実現できます。

来客時にも開放的で気持ちの良い玄関で出迎えられるのは、ご家族のみなさんにもご来客にとってもうれしいポイントです。

高い位置からの採光で明るい玄関に

吹き抜けのある玄関は、高い位置に窓を設けられるので、自然光をたっぷりと取り込めます。

明るく開放的な玄関は、ご家族の帰宅を明るく迎えてくれます。

来客時も、明るい玄関で出迎えられるので、家の第一印象を良くするのにも効果的です。

風通しが良くなり高効率に換気できる

吹き抜けのある玄関は、上下の空気の循環がスムーズなので、風通しが良くなります。

湿気がこもりがちな玄関も、吹き抜けがあれば逃がしやすくなり、梅雨の湿気対策やニオイ対策に役立ちます。

玄関だけでなく、吹き抜けを介してお家全体の空気を循環させられるため、家中の換気効率が上がるのも魅力です。

玄関のデザイン性が高まる

吹き抜けのある玄関は、デザイン性の高い空間を演出できます。

シンプルな玄関でも、吹き抜けを設けるだけでモダンでスタイリッシュな印象になり、高級感のある玄関を実現するのにも効果的です。

さらに、吹き抜けにあったインテリアを選ぶことで、統一感のあるコーディネートを楽しめます。

 

千葉県のハウスメーカーアートワークホームは、家づくりだけでなく外構もコーディネートできるハウスメーカーです。

下記のページからお庭の施工事例なども紹介していますので、参考にしてください。

>アートワークホーム GARDENS GARDEN のページはこちらから

 

玄関の吹き抜けのデメリット

玄関の吹き抜けのデメリット

玄関の吹き抜けには魅力的なメリットがある一方で、いくつかのデメリットもあります。

ここでは、玄関の吹き抜けによるデメリットを4つ紹介します。

  • 吹き抜けとつながる部屋の温度管理が難しい
  • 2階の居住スペースが減る
  • 吹き抜けの照明交換や窓拭きなどが大変
  • 寝室などに生活音が伝わりやい

順番に解説します。

吹き抜けとつながる部屋の温度管理が難しい

玄関の吹き抜けは上下階の空気をつなげるため、外気温の影響を受けやすく、冬場は暖かい空気が上階に逃げるので1階が寒くなりがちです。

エアコンの効きが悪くなったり、光熱費がかさんだりするデメリットもあるので注意が必要です。

しかし、高気密高断熱の住宅にすることで、温度管理の問題は解決できます。

玄関に吹き抜けを設けて開放感を得たい方は、断熱性能も意識してください。

2階の居住スペースが減る

玄関に吹き抜けを設けると、2階の一部を吹き抜けに取られるので、居住スペースが減少します。

狭小住宅の場合、少しでも居住スペースを確保したいところですが、子ども部屋やウォークインクローゼットなど、2階に欲しい部屋があるなら、どちらを優先するか検討しましょう。

吹き抜けの照明交換や窓拭きなどが大変

吹き抜けは天井が高いため、照明の交換や窓拭きなどのメンテナンスが大変です。

脚立や長いモップを使っての作業になるため注意が必要です。

照明の選択肢が限られるなどインテリアにも制約が生じます。

日常のメンテナンスの手間を考えると、吹き抜けのデメリットを感じる場面も出てきます。

寝室などに生活音が伝わりやい

玄関の吹き抜けは、壁が少ない分2階の寝室や子ども部屋へ生活音を伝えやすいです。

玄関先で話す声や廊下を歩く音などが、吹き抜けを介して2階の寝室などに筒抜けになりやすいです。

ご家族と生活リズムがずれている場合は、就寝中に生活音が気になるなど快適性が損なわれる可能性があります。

玄関と寝室の位置関係や、防音対策を十分に検討しましょう。

>関連コラム【実例あり】ロフトのある家ってどう?メリット・デメリット|おしゃれにするコツも紹介

 

玄関に吹き抜けを取り入れる際の注意点

玄関の吹き抜けとスケルトン階段を合わせた事例

<施工事例>アイランドキッチン / シンプルデザイン

玄関の吹き抜けを取り入れる際の注意点を4つ紹介します。

  • 断熱性や気密性への配慮
  • プライバシーの確保
  • 照明選びとメンテナンスのしやすさ
  • 吹き抜けに合わせた階段のデザイン

快適な玄関空間を実現するためのポイントをおさえましょう。

断熱性や気密性への配慮

玄関の吹き抜けは上下階の空気をつなげるため、断熱性や気密性が損なわれやすく、冬場は暖気が上階に逃げるので1階が寒くなりがちです。

この問題は、ご自宅を建てる際に高気密高断熱の建材を選ぶと解決できます。

断熱材や窓の性能にこだわり、熱の出入りを最小限におさえましょう。

さらに、床暖房や全館空調システムを導入すると、温度差を解消して快適性を高められます。

プライバシーの確保

玄関の吹き抜けは開放的である反面、プライバシーが確保しづらいです。

間取りによっては、玄関からリビングが丸見えになったり、2階の雰囲気がわかったりします。

そこで、玄関の間取りを工夫するのがおすすめです。

リビングと玄関の間に、ルーバーが入っている建具や、格子の間仕切りを設けるのも効果的です。

玄関からの視線をさえぎりつつ、光は通すので、開放感は損なわれません。

照明選びとメンテナンスのしやすさ

吹き抜けの玄関は、天井が高いため、照明選びとメンテナンスに工夫が必要です。

空間を明るく照らすには、ペンダントライトやスポットライトがおすすめです。

長寿命のLED電球を選ぶと電球交換の頻度が減ります。

また、照明を天井ではなく壁に設置すると、電球の交換がしやすく後々のメンテナンスが楽になります。

あらかじめ掃除やメンテナンスのしやすさを考えておくと安心です。

吹き抜けに合わせた階段のデザイン

玄関の吹き抜けに階段を設ける場合は、デザインと安全性の両立が大切です。

開放感を演出するならスケルトン階段がおすすめです。

また、階段を昇降する際の安全性を高めるために、踏面は奥行きを広めに取りましょう。

一方、小さなお子様やペットがいるご家庭では、転落防止のネットを検討してください。

不要になったタイミングで脱着できるので、ご家族のライフステージに対応できます。

>関連コラム注文住宅で天井高に迷ったら読む記事|メリット・デメリットや天井高におすすめの間取り実例を紹介

 

玄関を吹き抜けにした実例

玄関に吹き抜けを取り入れた実例を3つ紹介します。

メリットを活かした間取りや、デザイン性の高い吹き抜け玄関など、参考になるアイデアが満載です。

玄関とLDKを吹き抜けでつないだ事例

玄関とLDKを吹き抜けでつなぐことで、広々とした開放的な空間を実現できます。

玄関とLDKを吹き抜けでつないだ事例

玄関入ってすぐにLDKがある間取りなら、家族の顔を見ながら帰宅の挨拶ができます。

廊下をなくした分の空間をLDKや収納に回せるのもメリットです。

さらにリビング階段と吹き抜けを組み合わせれば、昼間でも明るい玄関になります。

玄関とLDKを吹き抜けでつないだ事例

階段横の壁を利用して造作の本棚を設けて、図書館のような空間を演出しました。

こちらの施工事例は、他にも複数ありますので、下記からごらんください。

>この施工実例の写真をもっと見る

開放感と採光を実現した吹き抜け玄関の事例

玄関に吹き抜けとスケルトン階段を採用することで、開放感と採光を両立できます。

開放感と採光を実現した吹き抜け玄関の事例

吹き抜けの上部に窓を設ければ、明るい日差しが降り注ぎ、玄関が温かみのある空間になります。

ガラス張りの引き戸でLDKと玄関をゆるやかに区切れば、適度なプライバシーを確保しつつ、開放的な玄関を演出できます。

開放感と採光を実現した吹き抜け玄関の事例

スケルトン階段のアイアン素材と、ガラス建具や照明の色味をそろえて、シックでモダンな雰囲気に統一したのもポイントです。

>この施工実例の写真をもっと見る

広い土間が特徴的な吹き抜け玄関の事例

玄関土間を広めに取り、階段の吹き抜けと組み合わせると、ゆったりと使える玄関になります。

広い土間が特徴的な吹き抜け玄関の事例

玄関脇の大きなFIX窓からは明るい日差しが入り、曇りや雨の日でも明るい玄関に設計しました。

階段とフローリングの色味をそろえると、玄関が一体感のある空間になります。

さらに、下駄箱に扉を設けずオープン棚にして、湿気がこもらない快適な玄関にしました。

広い玄関土間は、ベビーカーの出し入れにも便利です。

>この施工実例の写真をもっと見る

 

千葉県のハウスメーカーアートワークホームは、家づくりだけでなく外構もコーディネートできるハウスメーカーです。

下記のページからお庭の施工事例なども紹介していますので、参考にしてください。

>アートワークホーム GARDENS GARDEN のページはこちらから

 

玄関の吹き抜けに合わせたインテリア選び

安全対策を施した玄関の吹き抜け

<施工事例>カリフォルニアスタイル(グリーン)

吹き抜けに合う照明や階段、安全対策についてご紹介します。

  • 吹き抜けに合う照明の選び方
  • 開放感が倍増するスケルトン階段
  • 転落防止用のネット

順番に紹介します。

吹き抜けに合う照明の選び方

吹き抜けのある玄関は天井が高いので、存在感のある照明を選んでもよく合います。

大きめのペンダントライトを複数設けると、玄関を豪華で魅力的な空間を演出できます。

2階の窓から自然光が差し込む場合は、間接照明を組み合わせるのも効果的です。

壁付けのブラケットライトなら、やわらかな光が玄関を包み込み、温かみのある空間に仕上げてくれます。

照明を複数設置できるダクトレールを壁に設けておくと、お住まいになってからでも光量の調整が可能です。

開放感が倍増するスケルトン階段

玄関の吹き抜けに、スケルトン階段を組み合わせると、開放感が倍増します。

鉄骨を使った薄いデザインの階段なら、圧迫感がありません。

吹き抜けの窓から差し込む光を受けて、階段の美しい影も楽しめます。

手すりや踏板のデザインで、モダンにもナチュラルにも仕上がり、木製のオープン階段なら温かみのある柔らかな雰囲気になります。

転落防止用のネット

小さなお子様やペットがいるご家庭では、吹き抜けの転落防止対策が欠かせません。

壁の色に合わせたシンプルで目立たない転落防止ネットがおすすめです。

不要になったタイミングで脱着できるので、子育て世代も安心して吹き抜けを楽しめます。

まとめ

玄関の吹き抜けは、開放感と採光を実現でき、住む人を楽しませてくれる魅力的な空間です。

一方で、プライバシーの確保や温度管理、安全面などに注意が必要なのも事実です。

メリット・デメリットと、暮らしの中での優先順位をよく考えて、玄関に吹き抜けを取り入れるか決めましょう。

自分らしい素敵な吹き抜け空間を実現してください。

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