2023.10.10
〜住宅の価値を下げないためのコツ!〜
みなさんこんにちは、千葉県の注文住宅 Artwork homeです。
近年、住宅を購入する際に「資産価値」という言葉を耳にします。
不動産でいう資産価値とは、「持ち家を資産として、将来それがいくらで売れるか」という定義を指します。
今回は、この不動産の資産価値を下げないためのコツをご紹介していきますので、
これから住宅購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
立地が大事
不動産の価値を決める最も大きな要素は立地です。
ここでは、価値を高める立地条件をご紹介していきます。
不動産の資産価値を維持し、可能であれば向上させるために、立地は非常に重要です。
・交通アクセスの良さ
不動産の近くに公共交通機関(駅、バス停、地下鉄など)があるか、主要な道路へのアクセスが良い場所は、資産価値を高めます。交通の便が良いと、居住者やテナントにとって便利で、資産の需要が高まることがあります。
・安全性
不動産が安全なエリアに位置していることは、その価値を高めます。犯罪率の低い地域は、居住者やビジネステナントにとって魅力的です。地元の警察署の情報や犯罪統計を調査し、立地の安全性を確認しましょう。
・学校や施設の近さ
子育て中の家族や教育を重視する人々にとって、優れた学校や公共施設への近接性は魅力的です。周辺に良い学校、公園、病院、ショッピングセンターなどがあるかどうかを考慮しましょう。
・自然環境と景観
不動産が美しい景色や自然環境に近い場所にある場合、それは資産価値を高める要因となります。公園や湖、山などに近い立地は、居住者やテナントにとって魅力的です。
・地域の発展と将来性
不動産の周辺地域が発展しているか、将来的に発展の見込みがあるかどうかを調査しましょう。新しいビジネス、施設、インフラの建設が計画されている場所は、資産価値が上がる可能性が高いです。
・周辺の不動産市場
同じ地域における他の不動産の価格や需要を調査し、市場トレンドを把握しましょう。周辺の不動産市場が好調であれば、あなたの資産価値も影響を受けやすいです。
・地域の評判
不動産の周辺地域の評判や評価を確認しましょう。良い評判があると、不動産の魅力が高まり、資産価値も維持されます。
これらのコツを考慮し、資産の購入または管理を行う際に立地を慎重に選択していきましょう。
高性能住宅が強い
住宅の性能についても価値を左右するポイントとなります。
価値を高める高性能住宅の特徴をご紹介していきます。
・エネルギー効率の向上
高性能住宅は、エネルギー効率が高く、光熱費を削減できる特徴を持っています。
エネルギースターレーティングの高い家電や断熱材、効果的な窓の使用など、エネルギー消費を最小限に抑える設備を導入しましょう。
・再生可能エネルギーの活用
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー源を導入することで、不動産のエネルギー供給を持続可能にしましょう。
これにより、エネルギー費用を削減し、環境への貢献もできます。
・高性能の絶縁材料
高性能住宅は、絶縁材料を使用して熱や冷気の逃げを防ぎます。
断熱材や気密性を向上させ、室内の快適さを高めると同時にエネルギー消費を低減します。
・良好な室内空気品質
高性能住宅は、室内の空気品質を確保するために換気システムを導入し、有害な化学物質やアレルゲンを減少させます。
清潔な室内環境は住人にとって魅力的です。
・スマートホームテクノロジー
スマートホームテクノロジーを導入して、セキュリティ、エネルギー管理、照明などを効率的に制御できるようにしましょう。
これは現代の住人にとって魅力的な特徴となります。
・環境への配慮
高性能住宅は、環境への配慮を示す要素を備えています。再利用可能な建材や環境に優しい設計を導入し、不動産の持続可能性を高めましょう。
・認証と証明書
エネルギースターレーティング(エネルギー効率を示すプログラムおよびラベル)や環境認証を取得することで、高性能住宅の資産価値を証明できます。
これは将来の買い手や入居者にとって信頼性のある指標となります。
高性能住宅は、エネルギーコストの削減、室内快適性の向上、環境への貢献など、多くのメリットをもたらしますので、予算に余裕があればこれらの要素を組み合わせて、不動産の資産価値を維持し、市場価値を高めていきましょう。
万人が好むデザインで建てる
マイホームはオリジナル性を出して建てたいという方も多いかと思います。
奇抜なデザインや間取りにする住宅もありますが、一般的なニーズにかけ離れすぎると資産価値を下げてしまいますので、あまり個性を出しすぎないこともポイントです。
一般的に好まれるデザインとしては、
・ニュートラルなカラースキーム
壁、床、天井などの主要な部分には、ニュートラルなカラー(白、クリーム、灰色など)を使用しましょう。
これにより、広々とした印象を与え、購入者や入居者が自分の家具やインテリアを調和させやすくなります。
・開放的なレイアウト
オープンコンセプトの設計を採用し、キッチン、リビングルーム、ダイニングエリアなどを一体化させましょう。
開放的なレイアウトは、空間を広く感じさせ、居住者に快適さを提供します。
・自然光の最大化
多くの窓やスカイライトを設置し、自然光を最大限に取り入れるように心掛けましょう。
明るくて開放的な空間は、多くの人に好まれます。
・質の高い仕上げ
内装仕上げや設備には、高品質の素材や設備を選択しましょう。質の高い床材、カウンタートップ、照明、キッチン機器などは、不動産の魅力を高めます。
・収納スペースの最適化
収納スペースは多くの人にとって重要です。
クローゼットやパントリーなどの収納スペースを最適化し、整理整頓がしやすいように工夫しましょう。
・モダンなアップデート
モダンなデザイン要素を取り入れることで、不動産の魅力を高めることができます。
モダンな照明、キッチンの島、スタイリッシュな浴室などが含まれます。
・屋外スペースの整備
プライバシーを保ちつつ、屋外スペース(庭、バルコニー、テラス)を魅力的に整備しましょう。屋外エリアは、居住者のライフスタイルに合わせて利用できるようになると魅力的です。
といったデザインが好まれます。
素材の選択からレイアウト設計まで、ユーザーフレンドリーで魅力的なデザインを心がけましょう。
定期的なメンテナンス
資産価値を維持するのに不可欠なのが、メンテナンスと管理です。
マンションの場合には、管理組合による定期的な修繕が行われているか確認しましょう。
マンションメンテナンスの確認事項としては、
・共用エリアの点検
共用エリア(エントランス、廊下、エレベーター、ロビーなど)の清掃と保守を定期的に行い、外観や設備の状態を確認します。
不具合や損傷があれば修復しましょう。
・エレベーターと設備の保守
エレベーターや共用のプール、ジム、ラウンジなどの設備を点検し、必要に応じて保守と修繕を行います。
これらの設備が順調に動作していることが重要です。
・防火設備の点検
火災警報器、消火器、非常口などの防火設備を定期的にチェックし、動作が正常であることを確認します。
安全性を確保するために不可欠です。
・屋根と外壁の点検
マンションの外観で最も目立つ部分である屋根と外壁を定期的に点検し、傷みや劣化を防ぎましょう。
・給排水設備のメンテナンス
配管、水道、排水設備の定期的な点検とクリーニングを行い、水漏れや詰まりを防ぎます。
・エネルギーエフィシエンシーの向上
エネルギーコストを削減するために、断熱材の点検、窓とドアのシーリング、エネルギースター認証製品の導入を検討します。
一戸建ての場合には、所有者自身が定期的なメンテナンスを行う必要があります。
セルフメンテナンスのポイントととしては、
・屋根と外壁の点検
一戸建ての外部の点検を行い、屋根の状態、外壁の劣化、塗装の状態を確認し、修繕が必要ならば実施します。
・給排水設備の保守
配管、水道、排水設備を点検し、漏水や詰まりを防ぐためのメンテナンスを行います。
・暖冷房システムの点検
暖房と冷房のシステムを点検し、エアフィルターの交換、冷却媒体の充填、効率の向上を確認します。
・庭と外部エリアの管理
一戸建ての庭や外部エリアを美化し、木材の保護、外部構造物の点検と修復を行います。
・絶縁材と窓の点検
室内の断熱材、窓とドアのシーリングを点検し、エネルギーコストを削減します。
・セキュリティの強化
防犯カメラ、セキュリティシステム、門扉などを点検し、家の安全性を確保します。
・清掃と掃除
内部と外部の清掃と掃除を行い、建物や庭園を美しく保ちます。
メンテナンススケジュールを作成したり、専門家のアドバイスを受けて定期的にメンテナンスしていくこともおすすめです。
「中古」になった途端下がる理由
中古になった途端資産価値が落ちます。
特に新築直後が最も下落率が高いと言われています。
その理由としては、「新築」というプレミアムが損なわれることがが大きいです。
その他にも中古物件の価値が下がる理由として、以下のようなことが挙げられます。
・経年劣化
中古不動産は時間の経過とともに建物や設備が劣化する傾向があります。
屋根、外壁、窓、電気配線、給排水設備などの耐用年数は限られており、劣化が進むことで修繕やアップグレードが必要となります。
これにより、中古不動産の価値が低下します。
・テクノロジーの進化
新しい不動産は、最新のテクノロジーやエネルギー効率の向上を取り入れています。
中古不動産はこれらの新しいテクノロジーを欠いている可能性が高く、これが価値を下げる要因となります。
・デザインの古さ
中古不動産は、建設された年代や時代のデザイントレンドに従っている場合があり、現代の好みや需要とは一致しないことがあります。
新しい不動産は、最新のデザイン要素を取り入れており、これに対する需要が高いため、中古不動産の価値が低くなることがあります。
・法規制の変更
建築基準や規制が変更されることがあるため、中古不動産が新しい法規制に適合しない場合、改修が必要となり、価値が下がることがあります。
・地域の変化
周辺地域の状況が変化することも影響を与えます。
学校の品質、公共交通機関のアクセス、商業施設の有無など、地域の特性が変わると不動産の価値に影響を及ぼすことがあります。
・メンテナンスの不足
不適切なメンテナンスや修繕が行われなかった場合、中古不動産は劣化が進み、問題が蓄積します。これにより、修復やリフォームの必要性が高まり、価値が低下します。
・供給と需要
不動産市場において、中古不動産の供給と需要のバランスも価値に影響を与えます。
需要が低い地域や市場では価格が下がることがあります。
中古不動産の価値を維持するためには、適切なメンテナンスや改修を行い、市場の需要に合わせた価格設定が重要です。
また、地域の要因や法規制の変更にも注意を払うことが不動産の価値を維持するポイントとなります。
まとめ
住宅の価値を下げないコツをご紹介してきました。
まず立地が非常に重要です。
交通アクセスや安全性、学校や施設の近さ、自然環境など、立地条件を選びましょう。
次に高性能住宅を検討し、エネルギー効率の向上や環境への配慮を取り入れましょう。
デザインも一般的な好みに合わせ、ニュートラルなカラースキームや開放的なレイアウトを考えます。
そして、定期的なメンテナンスが欠かせず、マンションや一戸建ての場合、管理組合や自身で適切な点検と修繕を行いましょう。
中古不動産の価値は新築から経年劣化やテクノロジーの進化などにより下がる傾向があり、メンテナンスと市場のトレンドに注意が必要です。
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