【実例あり】ロフトのある家ってどう?メリット・デメリット|おしゃれにするコツも紹介 | アートワークホーム

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2024.03.13

【実例あり】ロフトのある家ってどう?メリット・デメリット|おしゃれにするコツも紹介

ロフトのある家のメリットデメリット|対策やおしゃれにするコツと実例

「ロフトのある家」は、子どもだけでなく大人もワクワクするような魅力があり、憧れる方も多いのではないでしょうか。

半面、ロフトの定義があいまいであったり、メリットやデメリットが分かりにくい点もあるため、「ロフトのある家にしたいけれど迷っている」というケースもあるでしょう。

そこで今回の記事では、「ロフトのある家を建てたい」「マイホームにロフトを採用するか迷っている」とお考えの方へ、千葉県でロフトのある家も数多く手がけているアートワークホームが詳しく解説します!

ロフトの定義からメリットデメリットと注意点、ロフトのある家をおしゃれに仕上げるコツ、そしておしゃれな実例もご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

 

このコラムのポイント
  • まずはロフトの定義や、建築基準法で定められた条件を確認します。
  • ロフトのある家のメリットとデメリットを解説します。
  • デメリットへの対策や、ロフトを採用する際の注意点も解説します。
  • ロフトのある家をよりおしゃれにするためのポイントをお伝えします。
  • おしゃれな施工実例をご紹介します。

 

目次

ロフトとは

ロフトとは?ロフトの定義と建築基準法上の条件

ロフトとは「屋根裏(小屋裏)にある空間」を指します。

もう少しわかりやすく言うと「天井と屋根の間にあるスペース」のことで、天井よりも高い位置にある半開放的な空間となっているのが一般的です。

ロフトの建築基準法上の定義

ロフトは建築基準法において「小屋裏物置等」として扱われています。

つまり本来は居住スペースではなく、収納を目的としたスペースとなっています。

そのためロフトには条件や制限が設けられており、それらを満たしていれば延床面積には含まれません

ロフトに設けられている条件

ロフトに設けられている条件

ロフトは建築基準法において次のような条件が定められています。

■ロフトの床面積

  • ロフトがある階の床面積の1/2以下(※固定階段を設置する場合、階段部分は面積に含まれます。)
  • ロフトの床面積がロフトがある階の床面積の8分の1を超えた場合、各階の壁量を増やさなければならない

■ロフトの高さ

  • ロフトの天井の高さ(最も高い部分)は1.4m以下
  • 階の中間に設けるロフトの場合、直下の天井高が2.1m以上

■ロフト専用のはしご

  • 専用のはしごまたは固定階段を設置(※はしごは可動式、収納式を問いません)

■ロフトの開口部(窓)

  • 出入口以外の開口部は、ロフトの床面積の1/20以下
  • 直接外部に出入りできる窓や出入口は設置できない

■ロフト内の設備

  • コンセントの設置数に制限がある
  • テレビ、電話、インターネットなどは設置できない

自治体によって条件が設けられている場合もある

こうしたロフトに関する条件は、各自治体の地域の条例によって定められていることもあります。

たとえば「コンセントの数は1箇所のみ」という制限があったり、「はしごは固定式でなければならない」などの制限がある地域もあります。

お住いの地域によって異なるため、工務店やハウスメーカー等によく相談し、条件に合っているかを確認しておきましょう。

ロフトのある家の5つのメリット

ロフトのある家の5つのメリット

ロフトのある家にすると、機能的、見た目的、税制的なメリットが得られます。

具体的には次の5つのメリットが挙げられます。

ロフトのある家のメリット① スペースを多用途に有効活用できる

ロフトのある家の大きなメリットは、限られたスペースを様々な用途に有効活用できる点です。

本来ロフトは収納を目的としたスペースですが、収納だけでなく、アイデアや工夫によって次のような用途に活用できます。

  • 書斎(テレワークスペース)
  • キッズスペース
  • ホビースペース
  • 寝室
  • 洗濯物を干す場所

こうした面から一人暮らし用の物件ではロフト付きの部屋も人気が高く、戸建て住宅でも「平屋+ロフト」の組み合わせて取り入れられるケースが増えています。

また、冒頭でお伝えしたようにロフトは条件を満たしていれば延床面積に含まれないため、延床面積を増やすことなくスペースを増やすことが可能です。

そのため都市部など、限られた面積内でスペースを増やしたい場合にもよく用いられています。

>関連コラム 平屋に住んでから後悔しがちな点と対策を解説|おしゃれな平屋の実例もご紹介

ロフトのある家のメリット② 空間に開放感を生み広く感じさせる

ロフトのある家は室内に開放感や奥行きが生まれるため、居住空間をより開放的で広く感じさせる効果があります。

なぜならロフトを設けた場合、必然的に天井が高くなるためです。


【一般的な天井】

天井高:2.3m~2.4m

【ロフトを設けた場合】

ロフトの天井高(最高)1.4m + ロフト下の天井高(最低)2.1m + ロフトの床部分 約0.4m≒4m


このように、天井高が約4mとなり、通常よりもぐっと広々とした開放的な空間となります。

ロフトのある家のメリット③ 家族が緩やかにつながる

ロフトのある家のメリット|家族が緩やかにつながる

ロフト部分をワークスペースやキッズスペース等にした場合、家族がコミュニケーションを取りやすい緩やかなつながりを保てるのもロフトがある家のメリットです。

ロフトは同じ空間にありながら上下でゾーニングされていることで、ある程度のプライバシーが保たれます。

なおかつ完全に仕切られていないため、家族の様子がなんとなくお互いにわかるというわけです。

ロフトのある家のメリット④ おしゃれな室内空間になる

ロフトのある家は、室内がおしゃれになるのも大きなメリットです。

高さや奥行きを生み出す効果はもちろん、ロフトそのものや、ロフトに設けた手すりや階段などが視覚的なアクセントとなるためです。

このように室内にちょっとした面白みが加わることで他にはないデザイン性が加わり、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。

ロフトのある家のメリット⑤ 条件が合えば節税にもつながる

ロフトのある家は、固定資産税の節約につながる場合もあります。

繰り返しになりますが、ロフトは定められた条件を満たしていれば延床面積に含まれません。

建物の固定資産税は延床面積によっても変わるため、ロフトでスペースが増えても延床面積に含まれず税額が増えないのもメリットといえます。

ロフトのある家の4つのデメリット

ロフトのある家の4つのデメリット

ロフトのある家のデメリットとして、次の4つが挙げられます。

ロフトのある家のデメリット① 高さ制限による不便さ

お伝えした通り、ロフトの天井高は1.4m以下という制限が設けられているため、天井の高さが低いことによる不便さがある点は、ロフトのある家のデメリットです。

たとえば大人であれば立って移動するのは難しいため掃除がしにくかったり、背が高めの大人が立ったまま長時間過ごすことがあれば、不便さを感じるかもしれません。

ロフトのある家のデメリット② エアコンが利きにくい

ロフト部分はエアコンが効きにくく温度調整に工夫が必要という点もデメリットのひとつです。

ロフトのある場所は屋根に近いため、主に暑さなどの外気の影響を受けやすくなります。また、もともと暖かい空気は上に、冷たい空気は下に集まるため、ロフト部分は熱がこもりやすくなってしまいます。

ロフトの条件によって、ロフト自体へのエアコンの設置も難しいケースが多いため、温度調節への工夫は必須と言えます。

ロフトのある家のデメリット③ 収納できるものが限られる

本来ロフトは収納を目的としたスペースとお伝えしましたが、ロフトへははしごまたは階段を使用するため、収納できるものが限られてしまうというデメリットがあります。

  • 大きな荷物
  • 重い荷物
  • 熱に弱いもの

こういった荷物は上げ下げが大変なため、ロフトへの収納には向いていません。

また、暖かい空気や熱は上部にたまりやすいことから、熱に弱いものの収納も控えた方がよいでしょう。

ロフトのある家のデメリット④ 転落事故のリスクがある

ロフトから転落したり、はしごや階段を踏み外す危険があるのもロフトのある家のデメリットと言えます。

ロフトの柵を低めにしたり、間が広いタイプにした場合、転落しないように気を付けなければなりません。

また、はしごや階段を上り下りする際には、踏み外しにも注意したいところです。

ロフトのある家のデメリット対策と注意点

ロフトのある家のデメリット対策と注意点

ロフトのある家を建てる際には、デメリット対策も含めてどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

温度調整への対策を講じておく

ロフト部分の温度調整に対して、次のような方法が挙げられます。

  • 屋根の断熱性を高める
  • シーリングファンやサーキュレーターを活用する
  • 換気設備や換気用の窓を設ける

屋根の断熱性を高めると、太陽の熱をはじめとする外気の影響が最小限になるため、ロフト部分の気温を調整しやすくなります。

また、天井にシーリングファンを設置したり、ロフトや階下にサーキューレーターを置くと冷気や暖気が循環し、ロフトだけでなく部屋全体の空調がスムーズになります。

ロフトに設置できる窓には大きさの制限がありますが、その範囲内で窓を設けておくと換気や採光の面でも便利です。

転落防止への対策を講じておく

ロフトやはしご・階段からの転落防止のため、次のような対策をとっておくとよいでしょう。

  • ロフトの柵の高さを低くしすぎない
  • ロフトの柵の隙間を大きくとりすぎない
  • 小さい子どもがいる場合はネットを取り付ける
  • 可能であればはしごではなく固定階段にする
  • はしごや階段に手すりを付ける

柵の高さや幅に考慮し、小さいお子さまがいる場合や不安な場合はネットを張って転落防止対策を施すとよいでしょう。

ネットを張っておけば、人だけでなくおもちゃなどが上から落ちてくるのも防げます。

はしごに関しては、各自治体の規定で固定階段が認められていればなるべく固定階段を採用することをおすすめします。

はしごでなければならない場合でも、幅が広めだったり、安定感のあるはしごを選択するとよいでしょう。

ロフト専用の掃除機や掃除ロボットを活用する

ロフトの部分は大人が立って掃除するには不便であるため、ロフト用に掃除ロボットを置くと便利です。

掃除ロボットに限らず、ロフト専用の掃除機を置いておくと運び入れの不便さがなくなります。

掃除機はお手伝いがてらお子さまにかけてもらうのもよいですね。

ロフトのある家をおしゃれに仕上げるコツ

ロフトのある家をおしゃれに仕上げるコツ

ロフトのある家のメリットのひとつに、おしゃれな室内空間になるという点があります。

ではロフトのある家をよりおしゃれに見せるには、どのようなポイントがあるのでしょうか。

インテリアに合った柵のデザインを採用

ロフトの柵にもアイアン、木製、壁などさまざまな種類があります。

家のインテリアテイストに合った素材やデザインの柵を採用することで、アクセントになりつつ統一感が生まれ、室内空間全体がよりおしゃれになります。

おしゃれな家具やインテリア小物を配置

ロフトに置くイスや机などの家具やクッションなどのインテリア小物を、デザイン性の高いものやおしゃれなものにするのもひとつです。

たとえば次のようなものがおすすめです。

  • 一人掛けソファ
  • 子ども用家具(机、イスなど)
  • ハンモック
  • ソファークッション
  • 本棚
  • ファブリック類

この場合もインテリアテイストに合ったもの、そしてロフトの用途に合ったものを選ぶようにするとよいでしょう。

ロフトのある家のおしゃれな実例

最後にロフトのある家のおしゃれな実例をご覧ください!

白いロフトのある家

ロフトのある家の実例① 全体像

ロフトのある家の実例①全体

明るいナチュラルカラーの木目と、白で統一された空間がおしゃれな実例です。

さわやかでシンプルな北欧テイストなインテリアに、白いロフトが自然になじみます。

はしごも幅が広くて使いやすそうです。

ロフトのある家の実例① ロフト部分

ロフト部分も窓からの採光でとても明るいです。

ナチュラルな木目からは温もりが感じられるほか、天井とのリンクで一味違った雰囲気を醸し出しています。

さりげなく置かれたスツールやラグも素敵です。

黒のアイアンのロフトのある家

ロフトのある家の実例② ロフト部分

こちらは黒いアイアンの柵がクールなロフトのある家です。

ロフト部分がちょうど良い広さのワークスペースとなっています。

ロフトのある家の実例② 全体

キッチン奥のスペースにあり、料理をしている家族との会話も弾みそうですね。

アイアンの柵もインテリアにとてもよくあっています。

 

アートワークホームには他にもたくさんの施工実例がございます。

ぜひ下記リンクよりご覧ください!

>アートワークホームの施工実例をもっと見る

まとめ

ロフトのある家は開放感やスペースの増加といった機能的な面、空間の演出の面、そして節税の面など多くのメリットが得られます。

デメリットとしては空調が利きにくい点や転倒のリスク等が挙げられますが、あらかじめ対策を講じておくことが可能です。

ロフトにお子様用の遊具を取り入れたり、静かな書斎にしりと、アイデア次第で幅広く活用できます。

ロフトを取り入れて、おしゃれで遊び心のある家にするのも素敵ですね。

これからマイホームをご検討中の方、マイホームにロフトを採用しようとお考えの方はぜひ、今回の記事を理想のお家づくりにお役立てください。

 

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