~隣地斜線制限の基本 新築住宅の土地探しのために必要な知識~ | アートワークホーム

Blog

スタッフブログ

2023.02.17

~隣地斜線制限の基本 新築住宅の土地探しのために必要な知識~

お家のお役立ち情報

隣地斜線制限の基本 新築住宅の土地探しのために必要な知識

そもそも斜線制限ってなに??
これから、家づくりを検討している方には是非知っていてほしい知識になります。
それは、土地には色々な「規制」があることを知っておいてほしい点です。
規制によって、理想の建物が建てられない、なんてこともよく聞きます。
規制って聞くといっぱいありそう、難しそうなどと思う事があるかもしれませんが、規制のパターンをいくつかに分けて覚えると覚えやすいかもしれません。
家の高さを制限する規制には、『高さ制限』『斜線制限』『日影規制』というものがあります。
また、斜線制限には、種類があり「道路斜線制限」「隣地斜線制限」「北側斜線制限」という3つの制限があり、
知っていないとあとから後悔やトラブルの原因にもなりかねませんので、この際に知っておきましょう。
本日は、斜線制限の中でも「隣地斜線制限」を見てきたいと思います。

隣地斜線制限とは??
隣地斜線制限とは、隣地側に面した建物部分の高さが20mまたは31mを超える部分についてかかる制限のことを言います。
隣の敷地に建つ建物の風通しや日当たりを確保することを目的として制定されています。

適用される用途地域について
第一種・第二種低層住居専用地域では、「絶対高さ制限」が適用されますので、
基本的には、隣地斜線制限が適用される必要がない為、適用されません。
その為、上記2種類の地域以外での用途地域で適用されます。
(第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第二種住居地域、田園住居地域、準住居地域、近隣商業地域、
商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域)

斜線制限のうち、一戸建ての設計に影響を及ぼすことが多いのは、「北側斜線制限」、「道路斜線制限」が多く関わってきますので、
詳しく知っていることが必要になってきます。

制限を知り家づくりを行う
家を建てる際に周辺地域の環境を悪化させないよう、土地を対象に、建築基準法による様々な制限がかけられています。
土地探しの段階で、「どんな家を建てられるのか」をイメージするのと同じで、制限について知見を得ておくことは非常に重要になってきます。

今日はここまで!また次回、お楽しみに。