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2023.06.16

注文住宅・狭小住宅のプラン!要望が叶う間取り!

お家のお役立ち情報

注文住宅・狭小住宅のプラン!要望が叶う間取り!
土地が狭くても考えられた
コンパクトな土地の問題点と工夫
狭小住宅でも後悔しない!有効な間取りとは?

《目次》
◆1 狭小住宅のメリット
◆2 狭小住宅のデメリット         
◆3 設計のポイント            
◆4 狭小住宅での収納スペース
◆5 狭小住宅の生活を快適にする工夫
◆6 まとめ

◆1 狭小住宅のメリット

狭小地とは、その名の通りで狭い土地のこと。狭小地の面積について詳しい定義はありませんが、一般に15~20坪以下の土地に対して言うことが多く、
狭小地は首都圏や都市部などの坪単価の高い人口密集地に多い傾向があります。
メリット
①狭小地を選ぶ際の最大のメリットと言えるのが、土地購入費を抑えられる点です。
都市部といった坪単価の高い人気の場所でも、狭いがゆえに土地購入費を低く抑えられます。
②家を持つと発生する税金として「固定資産税」と「都市計画税」がありますが、狭小住宅であれば税金を安く抑えることができます。
また、固定資産税には住宅用地に対する特例の措置があり、住宅用地の面積が200平方メートル以下の場合は、課税標準額が価格の1/6になります。
③利便性の駅近くや住宅密集地・分譲地整備された残りの土地などで整備費用がかからない。
駅やバス停、商業施設までの距離が短く、通勤、通学、買い物、生活の利便性がよい。
④掃除面積が少ない
大きな家は部屋数があるので、掃除をするのが大変です。狭小住宅なら毎日の掃除時間を減らせますし、家の中に目が行き届きやすい分、不具合のあるカ所が見つけやすくなります。

◆2 狭小住宅のデメリット
デメリット
①建築コストが高くなる
敷地に対して建物が建てられる範囲がいっぱいに設計することが多くなります。そのため隣家と壁が近くなるので防音対策が必要です。
日当たりが悪くなるため、日光をどうやって取り込むのか考えたりと、デザインや設計を工夫する必要もあるでしょう。

②住宅ローンが使えない可能性がある
住宅ローンが組みづらい場合があります。一般的に住宅ローンは購入する不動産を担保に融資されます。
それぞれの金融機関で住宅ローンを組むために必要な条件が決められていますが、購入する不動産の担保力もその1つ。
金融機関の条件の基準に満たない可能性も。

◆3 設計のポイント

限られたスペースを活用しなければならないため、家族構成が変わった時のことも考えて設計しておきましょう。
家族が増えた時の間仕切り方を想定しておいたり、将来夫婦2人暮らしになった時に無駄な空間が無くせるように必要最低限の
間取りにとどめて設計しておくと、あらゆるパターンに柔軟に対応する快適な家づくりができます。
高さ制限(道路斜線、隣地斜線、北側斜線)などの規制があるので3階建てで1階ビルトインの駐車場としたり
屋根裏を活用して部屋、収納のプランも考えましょう。
狭小住宅の場合、居室スペースを広くして、廊下といった移動目的のスペースは極力減らしたいところ。とはいえ廊下が全くない空間にはできません。
そこで居室スペースに配置しがちな本棚や収納スペースを廊下に持ってくるというアイデアがあります。
廊下の壁を棚にしたり、階段下のデッドスペースを収納にしたりして狭い空間を有効に使いましょう。
狭小住宅は土地がかなり狭いので、その中で少しでも広さを確保するために、敷地にギリギリの大きさで住宅を設計しがちです。
しかし、あまりにゆとりをもたずに建築してしまうと、エアコンの室外機を設置するときに設置が難しかったり、
外壁の塗り直しなどメンテナンスを行うときに作業がしづらくなってしまいます。
ある程度ゆとりをもって設計しましょう。

◆4 狭小住宅での収納スペース

収納スペースを考えるときに、まず生活に必要なものがどれだけあるのかを整理し、不要な物は断捨離をして最小限にとどめましょう。
それでも収納しきれないものは見せる収納で工夫してみることがおすすめです。
例えばキッチンにパントリーを設けることが難しければキッチンカウンターを設けて、食器やキッチン家電を展示するように飾るとすっきりした印象になります。
意識しないと見過ごされがちなデッドスペースが意外とあることにお気づきでしょうか。例えば、階段の下部。なんと、ここにキッチンや書斎、トイレを設置するのはスペースの有効活用に適しています。もしもニオイや音が気になるという理由でキッチンや書斎、トイレにはしたくないのであれば、収納スペースとして利用するのも良いでしょう。

◆5 狭小住宅の生活を快適にする工夫
狭さを感じないような視覚における工夫や、限られたスペースでの収納面の工夫をすることによって、より快適な狭小住宅での暮らしを実現できます。
視覚における工夫としてまず考えたいのが、大きな窓や大きな鏡の設置です。大きな窓や大きな鏡があることで、部屋に奥行きを感じることができるからです。また、吹き抜けの構造も、狭小住宅でよく採用されます。吹き抜けなら上下への開放感が生まれ、また採光も取りやすいため、狭さを払拭できる明るくて広々とした空間を感じることができるのです。
そして、収納スペースの取りづらい狭小住宅においては、収納面の工夫はとくに重要です。狭小住宅では、いかにデッドスペースを有効活用できるかがキーポイントとです。階段下のスペースやデッドスペースになりがちな壁面などに作り付けの収納を作るほか、家具を選ぶ際にも収納付きのソファやベッドを選択するなど、少しの工夫でさまざまな場所に収納スペースを生み出すことが可能です。

◆6 まとめ

敷地面積に限りがあり、建築費用もかさみやすい狭小住宅。住むエリアの魅力や利便性、税金を安く抑えられるなどのメリットは、長く住むからこそとても大きいものでしょう。もしくは、生まれ育った土地で家を新たにするという安心感もあるかもしれませんね。そうであれば、注文住宅でとことん「理想の暮らし」を突き詰めてみてはいかがでしょう。
各部屋の壁や天井の高さを調整することで、どうしても窮屈な印象になりやすい狭小住宅でも、
大きな吹き抜けを設けて、遮る壁を取り除くと大空間を演出できます。
仕切りを少なくすると、狭くても開放的に暮らせます。しかし一方で、仕切りをなくして空間を広くすると、温かい空気や冷たい空気が逃げやすく、夏は暑く冬は寒い部屋になってしまいます。部屋の温度は、快適さに大きく作用するもの。広い空間も大切ですが、温度調整ができるかどうかを考えて間取りを考えましょう。
狭小住宅は見せる収納を意識して、収納スペースをインテリアとして機能させましょう。見せる収納であれば、何がどこにあるかがすぐ分かるため、取り出しやすいというメリットがあります。また、個性を反映しやすいため、オリジナリティにあふれる自宅を演出することが可能です。
また、家を建てることを法的に認めてもらう建築申請にかかる費用、土地や建物を自分名義にするための登記費用を安く抑えることができるのも狭小住宅の特徴です。家を建てるときに絶対にかかるイニシャルコストや毎年発生するランニングコストである税額を圧縮できることはとても大きなメリットです。

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