人気の平屋住宅をローコストで建てるコツ! | アートワークホーム

Blog

スタッフブログ

2023.06.22

人気の平屋住宅をローコストで建てるコツ!

ブログお家ができるまで高性能住宅プランニングお金の知識施工事例新築住宅

みなさんこんにちは!
株式会社エムトラストのマーケター、佐藤凛太郎です。

今回は新しいお家づくりのサービス、Artwork home(アートワークホーム)で多くお話をいただく「平屋住宅」についてお話ししていこうと思います。
昨今ハウスメーカーでも注目されている平屋住宅、広い土地が豊富な地域では分譲地に何棟かまとめて平屋住宅を建てているくらい人気のお家。

 

千葉県を中心に「アートのよう」な家づくりを手掛けるブランド「Artwork home」。
建築家とつくる家を手の届く価格で、お施主様が思う存分趣味を楽しめるように
様々なバリエーションの注文住宅をご用意しています。

その背景には住宅における「モノのスリム化」や「家事の効率化」が進んだ影響があると思われます。
スマートフォンをはじめとする電子端末があらゆる機能を内包していき、昔よりもお家に物を置かなくなったという方も少なくないのではないでしょうか。そのためワンフロアの3LDKでも十分家族が快適に過ごせるようになり、空間の繋がりも作りやすくなったのでコミュニケーションもとりやすくなったという話を聞きます。
またフラットな空間になり行き来もしやすくなったことで家事動線が楽になったり、今や一家に一台と言われるお掃除ロボットも、家がワンフロアなら文字通り一台で効率よく掃除をしてくれます。

平屋住宅が人気なのはわかったけど、実際建ててみると本当に住みやすいのかどうか、不安になる人も多いと思います。またローコストで建てるかどうかも気になるところです。ローコストで平屋住宅を建てるなら、平屋住宅の特徴やメリット、実際にどのような家が建てられるのかを知った上で検討するのが重要になってきます。

今回は平屋住宅のメリット・デメリットと、平屋住宅をローコストで建てるコツを解説します。皆様の家づくりの参考にしてみてください。

【平屋・2階建て・3階建てなど、あなたに合った建築事例集をお探しの方はこちらから】

https://mtrust-event.com/artworkcatalog

 

 

目次

 

1,平屋住宅の特徴とメリット

2,家事動線が楽になる

3,構造が安定している

4,長期的に費用を抑えられる

5,平屋住宅の注意点とデメリット

6,建てる時の坪単価が高くなる

7,プライバシーや防犯の対策が必要

8,広い土地が必要

9,日当たりや風通しを確保する工夫

10,ローコストで平屋を建てるコツ

 

 

平屋住宅の特徴とメリット

店舗併設型の平屋住宅

 

家事動線が楽になる

やはり一番大きなメリットは、2階への上下移動がないため家事動線が楽になる点です。体力的にも時間的にも、毎日の家事が効率的になります。
例えば1階の洗濯機置き場で洗った洗濯物を2階に干しにいく必要もないですし、掃除のために階段を往復することなく済ませることができます。家全体がフラットな空間のため、間取りの工夫でより効率的な家事動線を作ることができます。
また2階がないということでバリアフリーに対応できるのもメリットの一つです。将来的にも快適に住み続けることができますし、幼い子供の転倒や転落を防ぐことができるのもメリットとしてあげられます。子供から目を離しても安心なため、思いっきり遊ばせてあげることができます。

構造が安定している

平屋住宅は2階建て・3階建てよりは比較的構造が安定しています。そのため地震や台風に強いのが特徴です。階数が多くなればなるほど建物は重くなるため、地震が発生した際にはその分大きな荷重がかかることになります。
平屋住宅なら建物への負担を少なくすることができ、災害発生時のリスクを抑えることができます。

長期的に費用を抑えられる

長期的な費用ってどういうこと?となると思いますが、お家を建てた後のメンテナンスにかかる費用を抑えられるのも平屋住宅のメリットなのです。住宅の維持費用でもっともかかるのは屋根や外壁の塗装です。
平屋住宅なら外壁面積が2階建てに比べて狭いので、その分の費用を抑えることができます。実は作業するための足場も少なく住むので、工事費用も安く抑えることができるのです。

平屋住宅の注意点とデメリット

立派なシンボルツリーが魅力的な平屋住宅

建てる時の坪単価が高くなる

平屋住宅は坪単価が高くなることがまずデメリットとしてあげられます。平屋住宅は通常の2階建ての住宅よりも広い土地が必要になるため、基礎工事の面積も広くなり坪単価が高くなるケースがあります。
例を出すと、延べ床面積が35坪の住宅を建蔽率50%のエリアに建てるとします。2階建て住宅なら35坪の土地に建てることができますが、平屋住宅では60坪の土地が必要になります。単純に倍の基礎工事のコストがかかることになります。

プライバシーや防犯の対策が必要

平屋住宅においては外からの目線が気になるのもデメリットとしてあげられます。道路を水平な位置に居住スペースがあることが多く、プライバシーや防犯についての対策が必要になります。
外からの視線を遮るために間取りで工夫をしたり、お庭にフェンスを設定して遮ったりなどの対策があげられます。

 

眺めのいいお庭の先にはフェンスを設置してプライバシーを確保

広い土地が必要

建物によっては広い土地が必要になります。例えば、2階建て住宅と同じ延べ床面積の平屋住宅を建てると、倍の広さの土地が必要になります。延べ床面積が広ければ広いほど、それだけ広い土地が必要になることを覚えておきましょう。

日当たりや風通しを確保する工夫

間取りによっては日当たりや風通しが悪くなる可能性があるのもデメリットの一つです。部屋の数を増やし過ぎてしまうと、中心に位置するお部屋は風通しが悪くなってしまい、日当たりも悪くなってしまいます。そのため湿気が溜まりやすくなってしまったりカビの発生にも繋がります。
部屋数を増やす場合には、中庭や天窓を設置するなどの工夫をして日当たりや風通しに配慮した設計が必要となります。

ローコストで平屋を建てるコツ

シンプルな間取り

シンプルな間取りなら材料や施工の費用を抑えられますし、逆にコの字の間取りなどは凹凸が多くなり使用材料が増えるので、費用がかかってしまうということになります。
また屋根の形状や材料によっても費用を抑えられる可能性があるので、設計事務所や建築家と相談しながら検討することが大事です。

部屋の広さや数を最低限に

部屋の広さ・数を最低限に抑えられれば面積を取らずに建てられるので土地にかかる費用を抑えられます。例えば、子供の部屋は将来を考えてどれくらいの広さにするのかなど、間取りを検討することが重要です。

できるだけ仕切らない

間仕切りを最小限にすることもコストを抑えるコツで、間仕切るための材料や施工費用を抑えれことができます。間仕切りを作りすぎると空間が狭く見えてしまうのでなるべく少なくして部屋や家全体を開放的な空間にしましょう。

お庭とつながる平屋

部屋の中から楽しむお庭

平屋住宅では居住スペースがワンフロアになっているので、工夫次第ではどの部屋からでもお庭に出ることができます。
またリビングに大きく開放的な窓を設定して、植栽が豊かなお庭を眺められるようにしたり、足元に地窓をつけて外の小さな植栽を眺めたりなど、室内に居ながらでも自然を楽しめるようになります。

タイルデッキ・ウッドデッキで過ごす

お庭にアクセスしやすいような間取りや建物にすることで、屋外のスペースでも食事をしたり家族で遊んだりすることができる「アウトドアリビング」が今人気になっています。リビングからつながっているタイルデッキやウッドデッキのスペースに出て、天気の良い日は友達を呼んでバーベキューをしたり、一人でゆったり読書を楽しんだりもできます。比較的居住できる面積が狭くなりがちな平屋住宅でぜひ取り入れたい要素です。

芝生のお庭で過ごす

平屋住宅では生活に必要な間取りや設備のスペースが面積の割合を取ってしまう分、子供たちが自由に遊べるようなフリースペースを確保するのが難しい場合があります。
お庭にフラットな芝生のスペースを用意してあげることで、子供やペットを思う存分遊ばせてあげることができます。

【お部屋で植物を楽しむワークショップ:千葉のデザインガーデン NIWA color】

https://mtrust-event.com

お家づくりで重要なこと

自身に最適な土地を見つける

お家づくりで多い失敗の一つに「間違った土地を購入してしまうこと」があります。ご自身が思っているよりもお家の建物価格は増えてしまう可能性が高いです。先に予算以上の土地を買ってしまうと、後々お家づくりを進める上で大事な建物に予算をまわせなくなってしまいます。
また本当に建てたいお家がイメージできた時に、建物と立地の相性が悪く、最終的に妥協して一部諦めてしまうような家づくりになる可能性もあります。逆にいつまでも最高の土地を探してそのまま何年も経ってしまう、なんてこともあるので、まずは土地を買う前に住宅のプロに相談をすることをおすすめします。

費用のイメージを明確に持つ

皆さんが思っているよりもお家づくりはお金がかかります。「4000万円の家」と言っても実際は土地や建物の他にもお金がかかるので、4000万円を超えてしまいます。大事なのは、今皆様がどれくらいの予算のお家を建てることができて、これからどう住宅ローンなどを返していくのかをしっかり把握しておくことです。予算を明確にすることで、本当に自分たちに必要な部分を選ぶことができるので、結果的にコストを削減することにも繋がります。

家づくりのパートナーを見つける

土地の部分でもお話ししましたが、大事なのはお家づくりをするときに「家づくりのパートナー」を見つけることです。「家づくりで後悔したことは?」という質問に対してよくいただく答えとして「あまりよく考えずに展示場に行って、営業の人がいい人だったからその会社で建てたこと。」「後から住宅の知識を知って、あの時こうすればよかったと後悔した。」があげられます。
まずは中立的な立場の住宅のプロに相談して、ご自身がどんな家を建てたいか、どんな会社でお家を建てたいかをお話ししつつ、住宅について最低限知っておきたい知識を身につけるのが大事です。

Artwork homeが開催する「家づくり勉強会」って?

 

勉強会の会場の様子。詳しくは画像をタップ

「家づくり勉強会」は、中立的な立場からアドバイスができる住宅のプロを講師にお迎えして、家づくりを始めたばかりの人や家づくりでお悩みの方に最低限知っていただきたい知識をお伝えするセミナーです。
開催当初から参加料は無料、土地のご相談からライフプランまで個別でのご相談も受け付けております。毎月開催していますが回を重ねるごとに参加者が増えているので、現在は完全予約制での開催となっています。

【家づくり勉強会のご予約はこちらから】

https://www.mtrust-obr.com

終わりに

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。平屋で理想のお家を建てる時に役立てていただければと思います。
Artwork homeでは皆様と楽しい家づくりをするためにさまざまなイベント、情報発信をしながら、地域の皆様のお家づくりをサポートする活動を行っています。
公式LINEにて住宅の知識や普段聞けない住宅業界のお話まで、皆様に役立つ情報を発信しておりますので、まだの方はぜひご登録ください。

【LINE登録:Artwork home】

https://lin.ee/PdbHSea