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2023.10.10

〜住宅ローンの種類と選択肢〜

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住宅ローン

みなさんこんにちは、千葉県の注文住宅 Artwork homeです。

住宅を購入するとなれば住宅ローンのことを考えなくてはいけませんよね。

今回は、住宅ローンってたくさん種類があってどれを選んでいいかわからないとお悩みの方に

住宅ローンの種類と選択肢についてご紹介していきます。

世帯収入によってさまざまなローンの組み方があるので、ぜひこの記事を参考にして失敗しないローンの組み方を検討してみてくださいね。

 

 

固定金利と変動金利とは

住宅ローンの種類として、主要な選択肢は固定金利と変動金利の2つがあります。

固定金利の住宅ローンは、金利が借り入れ時に設定され、その後変動しないタイプのローンで、変動金利の住宅ローンは、金利が市場状況に応じて変動するタイプのローンとなっています。

それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

 

【固定金利のメリット】

金利の安定性があり、支払い額が変動しないため予算を立てやすく、金利上昇から保護される点です。

【固定金利のデメリット】

初期金利が高く、金利が低下してもその恩恵を受けられないことです。

 

【変動金利のメリット】

初期金利が低く、市場金利の下落によって支払い額が減少する可能性があることです。

【変動金利のデメリット】

金利の不確実性があり、支払い額が増減しやすく、金利上昇リスクが存在することです。

 

固定金利と変動金利どちらのタイプの住宅ローンを選ぶかは、個々の状況やリスク許容度に依存します。将来の金利動向や自身の財政状況を検討し、最適な選択を行うことが重要です。

 

 

銀行で住宅ローンを借りる場合

銀行

住宅ローンを借りるときに、いろんな金融機関がありますが、代表的な金融機関が銀行です。

銀行選びは金利を比較し、低金利のオプションを検討していくことが重要です。

ここでは、銀行の特徴と銀行が向いている人・向いていない人をご紹介していきます。

 

【銀行の特徴】

・幅広い選択肢

銀行は通常、多くの異なる住宅ローンオプションを提供し、借り手が自分のニーズに合ったプランを選択できます。

・金利と条件の競争

銀行は競争が激しいため、金利や返済条件を柔軟に調整できることが多いです。

・オンラインサービス

銀行はオンラインツールやアプリを提供し、便利なオンラインアクセスを提供することが一般的です。

 

【銀行に向いている人】

・多様な選択肢を望む人

自分のニーズに合わせて多くの住宅ローンオプションから選びたい人に向いています。

・金利の競争を利用したい人

金利を比較し、最良の金利を得たい人に適しています。

・オンラインサービスを重視する人

オンラインでのアクセスやデジタルサービスを好む人に適しています。

 

【銀行に向いていない人】

・地域密着を求める人

地域社会に根ざした金融機関を希望する人には、銀行よりも信用金庫などが適しているかもしれません。

・カスタマイズされたサービスが必要な人

個別に対応するカスタマイズされたサービスを重要視する人には、信用金庫などが向いているかもしれません。

・固定金利を好む人

固定金利ローンを希望する場合、銀行も提供していますが、競争の激しい変動金利ローンに比べて初期金利が高いことがあるため、好みに合わせて比較検討が必要です。

 

銀行選びをしていくなら、審査に通りやすい企業に勤めている人の方が向いています。審査に不安のある個人事業主の人は次の信用金庫の方が比較的相談しやすい環境にあります。

 

 

信用金庫で住宅ローンを借りる場合

信用金庫は営利が主目的でなく、地域社会の利益が優先になっています。

個人事業主の人も安心して相談することができます。

ここでは、信用金庫の特徴と信用金庫が向いている人・向いていない人をご紹介していきます。

 

【信用金庫の特徴】

・地域密着性

信用金庫は地域密着型の金融機関であり、特定の地域やコミュニティに焦点を当ててサービスを提供します。地域のニーズに合った住宅ローン商品を提供することが多いため、地元に根ざした顧客に向いています。

・カスタマーサービス

信用金庫は顧客サービスに力を入れる傾向があり、顧客のニーズを理解し、個別に対応することが得意です。顧客に対するカウンセリングやアドバイスを提供することがあります。

・地域経済への貢献

信用金庫は地域経済の支援に力を入れ、地域の発展に貢献することが目的の一つです。地域の住宅購入をサポートすることで、地域経済に寄与することがあります。

 

【信用金庫に向いている人】

・地元の住宅を購入したい人

信用金庫は地域密着型の性格を持っているため、地元の住宅を購入する人に向いています。

・カスタマイズされたアドバイスが欲しい人

信用金庫はカスタマーサービスに力を入れており、アドバイスやサポートを求める人に適しています。

 

【信用金庫に向いていない人】

・大規模な住宅ローンを必要とする人

信用金庫は一般的に大手銀行よりも限られた規模の融資を行うことが多いため、大規模な住宅ローンを必要とする人には向いていない場合があります。

・グローバルな金融サービスを求める人

信用金庫は地域に焦点を当てたサービスを提供することが多いため、国際的な金融サービスを求める人には向いていないかもしれません。

 

信用金庫は地域に密着したサービスを提供し、特定の人にとっては理想的な選択肢となることがあります。

 

 

フラット35とは

フラット35とは住宅ローンの一種で、借入時の金利が全期間固定で、住宅金融支援機構と民間金融機関の提携によって提供されています。

さまざまな金融機関が取り扱っており、金利や手数料が金融機関ごとに異なります。

また、フラット35は保証料が不要で、ローン借入費用を抑えることができますが、物件の広さや品質に一定の要件があり、適合証明手数料が数万円から10万円台でかかることもあります。

ここではフラット35の特徴と向いている人と向いていない人をご紹介していきます。

 

【フラット35の特徴】

・固定金利が魅力的

フラット35の最大の特徴は、長期間にわたり固定金利が適用されることです。通常、最長35年間の固定金利が選択でき、金利が上昇しても支払い額は変わりません。これにより、予測可能な支払い計画を立てることができます。

・利用条件が緩和

一般的な住宅ローンに比べて、フラット35は比較的利用条件が緩和されています。一定の収入や信用スコアを持つことが求められますが、他の住宅ローンよりも柔軟な審査が行われることがあります。

・住宅購入をサポート

フラット35は、住宅購入に関連する諸費用やリフォーム費用なども一部融資の対象となることがあり、住宅購入に必要な資金を包括的にサポートします。

 

【フラット35に向いている人】

・長期的な住宅購入を検討している人

フラット35は長期にわたる住宅ローンであるため、長期的な住宅購入を計画している人に向いています。

・金利の上昇に対する不安を抱えている人

固定金利のローンは、金利の上昇に対するリスクを軽減するため、金利の変動に敏感な人に適しています。

・収入が安定しており、返済能力がある人

住宅ローンは長期の責任を伴うため、安定した収入と返済能力を持つ人に向いています。

 

【向いていない人】

・短期的な住宅購入を希望する人

フラット35は長期間のローンであるため、短期的な住宅購入には向いていません。

・固定金利よりも変動金利を選びたい人

金利の変動に対するリスクを取ることを望む場合、フラット35は向いていないかもしれません。

・利用条件を満たせない人

収入や信用スコアなどの条件を満たせない場合、フラット35の利用が難しいことがあります。

 

フラット35は長期の固定金利を提供するため、金利の安定性を求める人に適しています。

 

 

ペアローンとは

ペアローン

ペアローン(夫婦共同名義住宅ローン)は、夫婦やカップルなどのパートナーシップによって共同で住宅ローンを組む方法です。

ここではペアローンの特徴と向いている人と向いていない人をご紹介していきます。

 

【ペアローンの特徴】

・共同で責任を負う

ペアローンでは、複数の借り手が共同で住宅ローンの債務を負います。したがって、支払いは共同名義の者たちが連帯して行うことになります。

・収入合算が可能

ペアローンでは、共同名義の者たちの収入を合算して審査されるため、個々の収入が十分でない場合でも、合算収入が十分であれば、より高額なローンを組むことができます。

・利用条件が緩和されることがある

共同名義の者たちの信用スコアや収入が異なる場合でも、一方の条件が強い場合、審査が通りやすくなることがあります。

 

【ペアローンに向いている人】

・夫婦やパートナー同士で住宅を購入する人

ペアローンは共同名義の者たちに適しており、夫婦やカップルなどが共同で住宅を購入する際に利用されます。

・収入が不足気味の場合

一人の収入だけではローンの審査が難しい場合、共同名義で収入を合算することで、より高額な住宅ローンを組むことができるかもしれません。

・共同で住宅購入に対する責任を分担したい人

ペアローンは共同名義者間で責任を共有するため、住宅購入に対するリスクを分散させたい人に向いています。

 

【ペアローンに向いていない人】

・個人の資産保護が必要な人

ペアローンでは連帯債務が発生し、一方が支払いを怠った場合、もう一方がその責任を負います。個人の資産保護が必要な場合、ペアローンは向いていないかもしれません。

・パートナーシップに不安を感じる人

ペアローンは共同名義者間での責任共有を前提としています。将来のパートナーシップに不安がある人は検討を再考するべきです。

 

ペアローンは特定の状況に適しており、共同で住宅を購入する場合や収入合算が有利な場合に役立ちます。

しかし、慎重に検討し、リスクと利点を理解した上で決定することが重要です。

 

 

まとめ

住宅ローンの種類と選択肢についてご紹介してきました。

主要な選択肢には、固定金利と変動金利があります。固定金利は支払額の安定が魅力ですが、初期金利が高めです。変動金利は初期金利が低く、市場に応じて変動しますが、リスクも伴います。

銀行住宅ローンは企業に勤めている方に向いていますが、金利競争が激しいため、金利比較が必要です。

信用金庫は地域密着型でカスタマイズされたサービスを提供し、個人事業主に向いています。

住宅ローンは、フラット35やペアローンという組む方もあり、フラット35は長期の固定金利で、金利安定を求める人に適しています。ペアローンは共同名義での借り入れで、収入合算が可能であり、共同責任を分担したい人に向いています。

選択肢を検討し、自身の状況に合ったローンを選んんでいきましょう。

 

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