2024.02.01
窓枠は黒がおしゃれ?メリット・デメリットと対策|実例とポイントも解説
家の外観や全体の雰囲気は、窓枠の色でも大きく変わります。
窓枠の色のバリエーションは様々ありますが、「黒」の窓枠の人気が近年高まっています。
そこで今回の記事では千葉県で注文住宅を手がけているアートワークホームが、黒の窓枠のメリット・デメリットについて対策とともに解説します。
また、黒い窓枠をおしゃれに取り入れるポイントについても、実例を交えながらご紹介します。
窓枠の色を黒にしたいとお考えの方、窓枠の色でお悩みの方、そしてこれからマイホームをお考えの方はぜひご参考にしてください。
このコラムのポイント |
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窓枠を黒にするメリットと魅力
窓枠を黒にすることで得られるメリットや魅力には、次の5つが挙げられます。
窓枠を黒にするメリット① 同系色の外壁になじむ
外壁が黒や黒に近い色の場合、窓枠を黒にすることで、窓枠が目立たなくなりしっくりとなじみます。
なじむことで窓枠が悪目立ちすることなく、シンプルに仕上げたい場合はよりシンプルに、シックに仕上げたい場合はよりシックな印象にすることができます。
窓枠を黒にするメリット② 引き締め効果がある
反対に白い外壁や薄い色の外壁に黒の窓枠を合わせると、引き締め効果を発揮します。
たとえば外壁から窓枠まで全体が白系で統一された家もとても素敵ですが、あえて窓枠を黒にすることで家全体にメリハリがうまれ、ピリッとスパイスのように引き締めてくれます。
窓枠を黒にするメリット③ デザイン性に優れている
黒い窓枠の魅力の一つにデザイン性の高さが挙げられます。
黒い窓枠はそれだけで洗練された印象を醸し出すことができ、窓のデザインや外壁の色との組み合わせ方を工夫することで、モダンな家にもシックな雰囲気の家にもよく似合います。
もともと黒という色自体は、住宅などの建物において次のような印象を持っています。
- 高級感
- 重厚感
- 洗練
- モダン
- シック
- クール
- エレガント
このようなイメージを住まいへ取り入れたい場合、黒い窓枠が一役買います。
特に薄色の外壁に用いた場合では外壁の色との対比が美しく、窓のデザインや配置もしっかり計算して選ぶことで、演出したいイメージを最大限発揮することが可能です。
窓によっては窓枠の色を内側と外側で変えることができますが、内側も黒にした場合、室内のインテリアでも同様な効果を取り入れることができます。
窓枠を黒にするメリット④ 植栽との相性がよい
窓枠の黒い色は、庭の植栽との相性も抜群です。
たとえば黒系の外壁に黒い窓枠でコーディーネートされた家の外観を見た時、シンボルツリーの緑が家に美しく映えます。
夜は照明などで照らすとよりおしゃれ感が増しますね。
また、室内の窓から庭を眺めた時も、黒い窓枠がまるで額のような役割を果たし、木々やハーブなどといった植栽や庭の景色を切り取ってくれます。
窓枠を黒にするメリット⑤ 汚れが目立ちにくい
実用的な面では、黒い窓枠はレールに付いた髪の毛やゴミなどのちょっとした汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
ただしデメリットでもお伝えしますが、黄砂などによる砂埃は意外と目立つので注意が必要です。
窓枠を黒にするデメリットと対策
続いて窓枠を黒にした場合のデメリットとその対策をお伝えします。
窓枠を黒にするデメリットと対策① 外壁や窓形状との調和を考慮する必要がある
外壁の色が白や薄い色の場合、窓枠を黒にすると窓が強調され目立ちやすくなります。
この点は黒い窓枠のメリットでもありますが、逆に言うとデザインや配置バランスが悪い場合、なんとなくしっくりこない印象になるリスクもあります。
【対策】
- 家全体のイメージに合った窓形状を選ぶ。
- 採光や通風を考慮しつつ、配置を考える。
- しっかりとシミュレーションを行う。
たとえばモダンな家では縦長、横長などがおすすめ。
スリット窓を並べるのもおしゃれです。
シックな家やエレガントな家では、上げ下げ窓や正方形の滑り出し窓、組子窓もよく似合います。
同じ形状の窓を連続して並べるとまた違った雰囲気になります。
候補が決まったら窓を配置したシミュレーションで、全体のバランスをよく確認しましょう。
窓枠を黒にするデメリットと対策② 熱を吸収しやすい
黒は熱を吸収する色です。
したがって黒い窓枠の場合、夏場はどうしても窓枠部分が熱くなるため、直射日光が当たる掃き出し窓がある場合などは触れる部分に注意が必要です。
断熱性については窓枠の色で特に性能が変わることはないと言われていますが、断熱性に心配がある場合はペアガラスにしたり、樹脂サッシを選択するという方法もあります。
【対策】
- 南向きや西向きに掃き出し窓がある場合は日よけを取り付ける。
- ペアガラス、樹脂サッシを選択する。
特に直射日光の良く当たる南向きや西向きの窓がある場合、シェード等の日よけを取り付けると窓枠が熱くなるのを緩和できます。
また、断熱性が気になる場合は「樹脂窓>アルミ樹脂複合窓>アルミ窓」の順に断熱性が高くなるため、より断熱性の高いものを選ぶとよいでしょう。
アートワークホームでは樹脂サッシ・ペアガラスを採用しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
窓枠を黒にするデメリットと対策③ 砂埃などは目立ちやすい
窓枠が黒い場合ちょっとした汚れは目立ちにくいですが、砂埃は目立つというデメリットがあります。
特に黄砂が増える時期などはレールや窓枠にも付着することがあり、量が増えると白っぽく目立ちます。
気になる場合はこまめに掃除することをおすすめします。
【対策】
- 埃用の小さいモップなどではらう。
- 掃除機で取り除く。
- 晴天時は窓に水をかけてほこりを流す。
窓用に小さなモップなどを準備しておき、気になったら埃をはらう習慣をつけておくとよいでしょう。
サッと取り出せるところにハンディ掃除機やスティックタイプの掃除機を常備しておくのもおすすめです。
また、年末だけでなく、天気の良いときに外からホース等で水をかけて埃を流すと窓枠の高い部分もきれいになります。
黒の窓枠をおしゃれに仕上げるポイントと実例
最後に黒の窓枠をおしゃれに仕上げるポイントを、アートワークホームが手掛けた素敵な実例とともにご紹介します。
おしゃれにするポイント① 他の付帯パーツを黒で統一
>>>施工実例 お庭と暮らす。シンプルモダンな外観がオシャレなシンボルツリーが映える家
黒い窓枠をおしゃれに取り入れる一つ目のポイントは、軒周りや庇、水切りや雨どいといった窓以外の付帯パーツを黒に統一することです。
そうすることで、外壁が黒など濃い色の場合はよりまとまった印象に、外壁が白など薄い色の場合はメリハリのある引き締まった印象になります。
ただし雨どいは外壁の色に合わせる方がよいケースもあるので、設計者やハウスメーカーの担当者に相談しながら、好みに合った方を選択するとよいでしょう。
こちらの実例は濃い外壁に黒い窓枠を合わせた家です。
黒の窓枠が外壁にしっくりとなじみつつ、窓デザインの美しさもさりげなく引き立たせています。
アクセントと外構に取り入れた木目と、様々な樹形が楽しめる植栽のグリーンが調和し、黒でまとめた家に映えてとてもおしゃれです。
アートワークホームでは「高性能」×「デザイン」×「ガーデン」のトータルでの家づくりをご提案しています。
>参考リンク アートワークホームの庭づくり ガーデンズガーデン
別の角度から見ると、また少し違った雰囲気になります。
決してデザインを邪魔しないながらも、横長の窓が緩やかなリズムを織りなしています。
内窓は白!
外観の印象とはがらりと雰囲気が変わります。
ナチュラルな壁や木目との相性もとてもよく、かつキッチンのカラーと素材感で外観とのバランスもとれています。
おしゃれにするポイント② 同じデザインの窓を並べて配置
こちらの実例は白壁に窓枠の黒が映える、シンプルでデザイン性の高い住宅です。
同じデザイン・サイズの窓を並べて配置することで「こなれ感」が創出され、通常とは一線を画したセンスの良さが感じられます。
窓の高さや位置もちょうどよく絶妙で、照明の効果との相乗効果で、より洗練された雰囲気を作り出しています。
中庭から見ると、黒で統一された窓枠や屋根、水切りが白い壁に美しく映えています。
室内では白い天井や壁に、黒い窓枠と階段のアイアン、そしてダイニングや照明などインテリアの様々な個所に用いられた黒とリンクしてとてもおしゃれです。
インテリアではこのようにインテリアパーツに黒を取り入れて、黒い窓枠とコーディネートするとセンス良く仕上がります。
おしゃれにするポイント③ 木目と合わせる
黒い窓枠は、明るい木目とも相性抜群です。
黒の持つモダンで洗練されたイメージにナチュラル感や温かみをプラスして、かつおしゃれに仕上げたいときは、木目と組み合わせるのもポイントのひとつです。
ここでもやはり各パーツを黒で統一することでまとまりが出て、木目の面積を多くしてもクールさを保っています。
外構に取り入れた黒いアイアンの柵、そしてベランダの手すりも黒でまとめられており、建物とお庭を含めておしゃれなトータルコーディネートが完成しています。
まとめ
ご覧いただいたように、窓は家の外観のイメージにおいて意外と大きく作用するパーツです。
黒い窓枠はおしゃれで洗練された雰囲気を作り出せるため、採用するケースが増えています。
窓枠を黒にすることでさまざまなメリットや魅力があるのはもちろん、デメリットへも対策があるので取り入れやすいのではないでしょうか。
おしゃれに仕上げるポイントを押さえれば、取り入れる難易度も決して高くありません。
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