切妻屋根のおしゃれ&かっこいい施工事例|おしゃれに仕上げるポイントも解説 | アートワークホーム

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2024.04.10

切妻屋根のおしゃれ&かっこいい施工事例|おしゃれに仕上げるポイントも解説

切妻屋根 おしゃれ

切妻屋根とは、本を開いて伏せたような形をしているスタンダードな形状の屋根のことです。

しかし、切妻屋根はシンプルな形状であるが故に、デザインにこだわらないと何となく安っぽく見えてしまうこともあります。

そこで、「切妻屋根のデザインにこだわりたい」と考えていらっしゃる方に、千葉県で切妻屋根の家の施工実績が豊富なアートワークホームが、切妻屋根のおしゃれ&かっこいい施工事例やおしゃれに仕上げるポイントなどを紹介します。

 

このコラムのポイント
  • 切妻屋根とは何か?メリットやデメリットもあわせて解説します。
  • おしゃれ&かっこいい切妻屋根の施工事例を紹介します。
  • おしゃれな切妻屋根の家に仕上げるためのポイントを紹介します。

 

切妻屋根とは?

切妻屋根の家

切妻屋根とは、屋根が最頂部の棟から両側へ落ちるデザイン形状のことです。

建物の両端の壁面を「妻」と呼び、この妻面を切ったような形をしていることから、切妻屋根と呼ばれるようになったと言われています。

また、もう少し簡単な言葉で「三角屋根」と呼ばれることもあります。

切妻屋根は、数多くある屋根形状の中で最もシンプルな形状からトラブルが少ないなどのメリットがある一方で、デメリットもあるので注意しましょう。

切妻屋根のメリット

切妻屋根には、下記のようなメリットがあります。

 

切妻屋根のメリット
  • 構造がシンプルで雨漏りリスクが少ない
  • 幅広い外観テイストに合わせやすい(洋風・和風など問わない)
  • 小屋裏の通気性が良い(湿気が溜まりにくく、熱も抜けやすい)

 

切妻屋根は、シンプルに2面で構成された屋根の接合部が最頂部の棟の部分の1ヵ所のみです。

そして、雨水はほとんどの場合建材と建材の接合部分から侵入するので、接合部が少ない切妻屋根は雨漏りのリスクが低いと言えるでしょう。

また、2等辺三角形の形状をしている切妻屋根は屋根裏に通気口を設けやすく、熱がこもりやすい小屋裏の換気をしやすいことから、結露などのリスクも軽減できます。

このような構造上のメリットの他に、シンプルな切妻屋根は幅広い外観テイストに合わせやすいなどデザイン面の優位性もあります。

切妻屋根のデメリットや注意点

次に、切妻屋根には下記のようなデメリットや注意点があります。

 

切妻屋根のデメリット
  • シンプルなので安っぽく見えることもある
  • 妻側に雨が当たり外壁が劣化しやすい

 

切妻屋根はさまざまなデザインに合わせやすい一方、シンプルがゆえに他の家と同じように見えてしまい、結果として安っぽく感じることが多いのがデメリットです。

したがって、切妻屋根の家づくりは全体のシルエットや素材、色合いなどにもこだわることが重要です。

次に、構造上のデメリットとして屋根がかかっていない妻側の外壁は、雨が当たりやすく、結果として劣化しやすいことがあります。

特に、軒の出が短い家は、外壁、軒天、破風板が劣化しやすい傾向にあるので小まめに劣化状況を見て、定期的にメンテナンスする必要があるでしょう。

切妻屋根のおしゃれな施工事例

切妻屋根のおしゃれな施工事例

さて、切妻屋根はシンプルなので、安っぽく見えるというデメリットがありました。

ただし、しっかりとデザインにこだわることでおしゃれでかっこいい切妻屋根の家を実現できます。

ここでは、切妻屋根のおしゃれな施工事例を紹介します。

軒の出が少なくかっこいい切妻屋根の施工事例

切妻屋根のおしゃれな施工事例|軒の出が少なくてかっこいい

<施工事例>三方向に空間が広がる平屋

こちらは、軒の出が少なくかっこいい切妻屋根の施工事例です。

軒の出が少ないとスタイリッシュモダンな雰囲気を出すことができます。

カリフォルニアスタイルがおしゃれな切妻屋根の施工事例

切妻屋根のおしゃれな施工事例|カルフォルニアスタイル

<施工事例>ビルトインガレージのある家

こちらは、カリフォルニアスタイルの切妻屋根のおしゃれな施工事例です。

シンプルな切妻屋根ですが、外壁にラップサイディングを採り入れることで、アメリカンテイストな家を実現しています。

おしゃれで実用性もあるビルトインガレージも素敵です。

このように、カリフォルニアスタイルの家と切妻屋根は相性が良いです。

カリフォルニアスタイルの家については、下記の記事でも詳しく紹介していますのでぜひごらんください。

>カリフォルニアスタイルの家で後悔しがちな5つの点と対策|施工事例と共にご紹介

ハワイを思わせる切妻屋根の施工事例

切妻屋根のおしゃれな施工事例|ハワイを思わせる家

<施工事例>カバードポーチがある家

こちらは、ハワイを思わせるような雰囲気がある切妻屋根のおしゃれな施工事例です。

居室から行き来のできる大型のウッドデッキやカバードポーチは、実用性もあり、家全体を飽きのこないデザインにしてくれます。

カフェスタイルの平屋がおしゃれな切妻屋根の施工事例

切妻屋根のおしゃれな施工事例|カフェ風の平屋

<施工事例>広々ウッドデッキテラスと庭のあるカフェスタイルの平屋

こちらは、まるでカフェのような雰囲気のある切妻屋根のおしゃれな施工事例です。

勾配が急な切妻屋根にすることで、緑に囲まれた中、シャープな印象を与えます。

また、広々としたウッドデッキもアクセントとなり、カフェスタイルのおしゃれな平屋を実現しました。

プロバンズ風がおしゃれな切妻屋根の施工事例

切妻屋根のおしゃれな施工事例|プロバンズ風の家

<施工事例>石畳みのプロバンス風のお庭

プロバンズ風の外観がおしゃれな切妻屋根の施工事例です。

プロバンズ風の建築も素敵ですが、それに合うお庭とシックな色の石畳など外構にもこだわることで、住宅全体のテイストが統一されていておしゃれな外観となりました。

このように、お庭にもこだわることで、さらに素敵な家づくりを実現できます。

アートワークホームは、建物はもちろん、お家をより一層素敵に彩る「お庭」のデザインもご提案することができます。

<GARDENS GARDEN>はこちらから

北欧風のデザインがかっこいい切妻屋根の施工事例

<施工事例>北欧風のこだわりのお家に設えた贅沢プライベート空間

こちらは、北欧風切妻屋根のおしゃれな施工事例です。

シンプルな切妻屋根は、北欧の住宅の特徴でもあります。

基本的には、シンプルですが、外壁をツートンカラーにすることでアクセントになり、おしゃれな外観に仕上がっています。

アートワークホームには、ここでは紹介しきれなかったおしゃれでかっこいい切妻屋根の施工事例がたくさんありますので、下記からぜひごらんください。

<施工事例>

切妻屋根の家をおしゃれに仕上げるポイント

切妻屋根の家 おしゃれに仕上げるポイント

切妻屋根をおしゃれに仕上げるためには、いくつかのポイントがあります。

ここでは、切妻屋根をおしゃれに仕上げるポイントを紹介します。

全体のイメージを統一する

切妻屋根をおしゃれに仕上げるポイントは、最初に目指すべき全体のイメージを統一することが重要です。

同じ切妻屋根でも和モダン、ナチュラル、アメリカンなどテイストによって屋根の角度や軒の出が変わってきます。

したがって、全体のイメージを固めてから屋根や外観を決めることで統一感があっておしゃれな外観を実現できます。

妻・桁どちらを見せるか確認する

屋根の最頂部を棟と言い、棟に対し直角の面を妻側と呼び、棟に対して平行な面を桁側と言います。

切妻屋根の家は、妻・桁どちらを正面に見せるかで印象が変わってきますので、事前に決めておく必要があります。

勾配を調整する

切妻屋根の家は、屋根の勾配によっても印象が大きく変わります。

屋根の勾配が急だとシャープな印象になるのに対し、勾配がゆるやかだと落ち着いた雰囲気になります。

全体のテイストに合った屋根の勾配にすることで、統一感が出ますが、どの角度が正解ということはないのでいろいろと試してみましょう。

屋根材にこだわる

切妻屋根の家は、屋根材によっても雰囲気が変わります。

一口に屋根材と言っても、下記のように様々なバリエーションがあります。

  • 金属系
  • ストレート
  • アスファルトシングル

例えば、和風なテイストにしたければ、日本瓦を採り入れ、スタイリッシュですっきりとしたテイストにしたければガルバリウム鋼板を採用するなど適材適所になるような屋根材の選定が重要です。

妻面や桁面、勾配なども考慮し、屋根面がどれくらい見えるか確認し、イメージに合った屋根材を選ぶようにしましょう。

軒の出をイメージに合わせる

軒の出とは、外壁から外にある屋根の部分のことを指します。

そして、軒の出によっても住宅の印象は変わります。

例えば、軒の出が短いと、スタイリッシュな雰囲気となり、軒の出が長いとどっしりと落ち着いた雰囲気の印象となります。

最近では、軒の出が極端に短い「軒ゼロ住宅」もトレンドでスタイリッシュモダンなデザインを実現することができますが、妻側の外壁が雨に当たりやすくなることで、劣化しやすくなることもあるので注意しましょう。

このように、軒の出によってデザインが変わりますし、軒には役割があります。

下記の記事では、軒の役割やメリット・デメリット、軒のある家の施工事例などを紹介していますので、ぜひごらんください。

>軒のある家|おしゃれでモダンにするコツを実例とともに解説|メリット・デメリットも

立体感を意識する

真四角の総二階に切妻屋根などシンプル過ぎると、のっぺりとして安っぽい印象となることもあります。

おしゃれな切妻屋根の家づくりは、立体感を意識しましょう。

例えば、外壁にラップサイディングを採り入れることで、凹凸による影で立体感が出ます。

また、バルコニーや玄関ポーチなどの配置を意識することも効果的です。

間取りに余裕があれば、カバードポーチなどを採用するのも素敵です。

さらに、門扉やアプローチなど外構で立体感を演出することができるでしょう。

下記の記事では、カバードポーチのある家の施工事例などを紹介していますので、ぜひごらんになってください。

>カバードポーチのある家の施工事例|メリットや後悔を防ぐポイントも解説

まとめ

今回は、切妻屋根の家づくりについて紹介しました。

切妻屋根は、シンプルですが様々なテイストの住宅にあわせることができ、仕上げのポイントを意識することで、おしゃれでかっこいい切妻屋根の家づくりを実現できます。

今回のコラムが、おしゃれでかっこいい切妻屋根の家づくりの参考になれば、幸いです。

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